6月第4週火曜日の講師は、ベティーナ先生です。

 

 

 

最初は"what's new"です。

 

いろいろな 発表がある中、先生が言い換えのwordを教えて下さいます。

 

例えば、鮪の店頭解体販売の話で魚をさばくと言う時

魚の場合は、”dissect" を使い、肉の場合は、”butcher"を使うそうです。

又、子猫の話の中で、茶トラの子は ”tabby cat", 三毛の子は "calico cat", 白黒の子は ”taxedo cat"と、言うそうです。確かに白黒はタキシード風なので納得です。

 

 

"mnemonic"についてもChatをしました。

なかなか外国語が覚えられない時に語呂合わせで覚えるという記憶術は、便利です。

”ほったいもイジルな”  → ” What time is it?”

"斉藤寝具店” → " Sightseeing "

等の例が上がりました。

”斉藤寝具店”は英語が苦手な人が、入国する時にパスポートを見せながら使えます。

 

 

次は"Names"についてディスカッションしました。

自分の家族の話をする時に名前を使う国が多い中、なぜ日本では、本人の名前を使わないで、「長男、次女、夫、妻「など代名詞で話すのか? 

これはカルチャーの違いなので、どちらが良し悪しの話ではないけれど、面白い指摘だと思いました。

 

 

盛りだくさんのトピックの後

最後は、宿題の "medical care" のロールプレイをしました。

 

 
患者、通訳者、ベティーナ先生が医者と、それぞれの役割に分かれてロールプレイしました。
患者は日本語、医者は英語を使います。

 

 

 
患者さんの病状の設定が、無呼吸症候群(自分では分からないけど家族から指摘された症状)、家族の精神的症状などなど、結構レアなケースの設定が多かったにも関わらず、通訳者は細部にわたり、ベティーナ先生に対しては英語、患者には日本語と通訳し、まるで本物の診察室のようでした。
患者役が英語でしゃべってしまう事も多々ありましたが(笑)、
医療翻訳の研修を受けているメンバーも多く、さすがでした。

 

 

 

ずっと濃いレクチャーであっという間に時間が過ぎ、全員のmedicalロールプレイが出来なかったので、後は次回へと持ち越しとなりました。

 

本日も有意義で、とてもためになる研修会でした。