メディア傾向注意報! | あるヲタ気質の脳内

あるヲタ気質の脳内

渡辺麻友・AKBにひたすら特化した内容のブログ

選挙も終わって漸く落ち着いてきた。

なんやかんや言っていても、やはり色々と考えてしまう。

まっ、考えた所で過去に戻れるわけではないので、先を見据えて思考を巡らそう。


最近少し気になった事がある。

メディア露出が全てだとか、TVに出れば人気があがるとか言う方がいる。

これは大きな間違いだと思っている。


AKBで上に上がるという事に限っては。


なので特に若手を応援しているヲタは、そこを間違えてはいけないと思う。

物事には必ず順序というものがあるのだと思う。

その順序を飛び越えては、人気を得る事は難しいんじゃないかなと思う。


私は今回の選挙、確かにメディアでの活躍が鍵になったとは思っている。

象徴として、指原・ぱるる・りっちゃん・麻友と、この4人は如実に影響が出ている様に思う。


投票する層を分けると

1層・AKBメンバーの推しのみに入れる

2層・AKBメンバーの推しにもいれるけれど、期待をしているメンバーにも入れる

3層・DDで好きなメンバー達に万遍なく入れるし、期待を掛けるメンバーにも入れる

4層・AKB以外のソロ活動などからファンになり、そのメンバーに入れる

5層・知っているメンバーに入れる。

6層・その時の面白そうなメンバーの票に乗る。勝たせたくないメンバーの対抗に入れる

大体こんな感じだろうか。


この1層・2層・3層は、劇場型アイドルというAKBが好きでファンになった人たち。

特に2層と3層の人は箱推しでもあるだろう。無論1層の方でも箱としても好きな方はいるだろう。

1層のヲタが、そのメンバーの基本の票になるのは間違いない。


2層や3層のヲタは、推し以外のメンバーで頑張って貰いたい上がってきて欲しいメンバーに入れたり、今回で言えばこのメンバーにAKBを引っ張っていって貰いたいとか、このメンバーがこれからは上がってきてくれないとダメだ、とか、まだまだこのメンバーにはAKBを牽引していって貰いたいなど、様々に期待を掛けるメンバーに入れたりするのではないだろうか。


4層は本体とは別の仕事をする事で、AKBからではなく、その子だからファンになったという層。


5層は本当にライトなファン。


6層は勝ち馬に乗って投票したり、誰に入れてもいいのだが、このメンバーには上にいって貰いたくないので対抗にいれる。アンチ票というもの。


1層の基本の票に、2層・3層の期待票が乗り、ソロ活動などから入ってきたファンの票がその上に乗り、5層・6層と票が乗る事で総得票数となるわけだ。


麻友で言えば、1層・2層・3層は今回の選挙ではしっかり入った事だろう。

4層のファンは、ソロはソロ。本体に興味はないという方もいるので、入ったことは入っただろうけれど大きくは期待は出来ないかもしれない。

だが、5層と6層は期待出来ない票数だったのではないだろうか。


1層2層3層は、劇場やAKBならではの活動により入ってくる票だと思う。AKBの原点の公演だったり。

4層と5層は各メディア・各活動から入ってくるファンなので、外で活躍する事が大切。一般に知られるという事がまず先決になる票だ。

6層はその時の選挙の流れ。それをいかに掴んで、波を手に入れるかにかかっている。


そう考えると、麻友は1・2・3・4層を大切に活動をしてきた結果、得られた票であり、メディアへの露出・知名度の低さから5層の票は逃し、6層の票を掴み切れなかったとなる。


そう考えると、麻友に求められるのは各メディアでの活躍となるわけだけど、ここに傾向しすぎてAKBの原点の活動を疎かにすると離れてしまうわけだけど、彼女が今まで努力して掴んできた基礎となる人気は優子ほど大きくないにしろ、AKBでは上位の安定感があると思うので、麻友を好きになる入り口を各メディアでの活動を通して広げていかなければならない。

無論露出が増えたから人気が上がる訳ではない。知って貰う事、麻友への入り口を増やす事が大事なのだ。


ここで最初の話に戻る。

若手が露出を求めてメディアに傾向してしまったところで、出れば人気が上がるわけではない。

だから先ずは、基盤をしっかりと作る事が大事だと思う。


AKBが色々と落ち目だと言われながらも、こうして踏ん張っているのは、やはり劇場型アイドルという原点の活動についている、グループを支えるというコアなファンがいるからだ。

このコアなファンは、確かに推しが既にいる人が多い。だけど公演を観たり、AKBならではの活動を通して様々なメンバーを見て、推し増しをしたり、気が付いたら推し変している人もいるだろう。

そうやって推し以外を応援していく人が多いと思う。後は、推しとの関係で応援したり。

それはAKBが好きだから、長く続いて欲しいものだからだ。

まずはここのファンの心を掴まなければ、「AKBで上にいく」事は難しいと思う。


ぱるる・りっちゃんは、上手くメディアで知名度を上げファンを今回掴むことが出来た。

でもぱるるが速報から順位が大きく落ちてしまったのは、やはり1層2層3層がまだ弱かったのだろう。

ここが上がってきたら、もっと上にいったと思う。


逆を行くのが、田野ちゃん。

彼女はメディアの露出という点では、ほぼないに等しいと思う。

だけど、昨年に続きランクインしている。

それは彼女の劇場でのパフォーマンス。AKBならではの活動。(ぐぐたすなど)で、ファンを掴んでいるからだと思う。私は正直、これは凄いと思った。

彼女は4層と5層のファンが少ないわけで、彼女がメディアなどに出て活躍する事が出来れば、もっともっと上にくるだろうし、彼女のパフォーマンスなら1層2層3層のファンももっと掴むことが出来るだろうと思う。


そして今回1番メディアの力を味方につけたのは指原。

指原がクローズアップされることで、メディアに傾向しがちだが、それはだめな事だ。

なぜなら指原は、しっかりと1層2層3層4層の磐石な人気がある上で、メディア露出による5層、そしてそういったモノを味方につける事で6層の票を取り込む事ができた。

これは指原だからなのだ。

今までの活動を通して、コアなファンの心も掴んでいたからこその結果なのだから。


メディアの露出に傾向しすぎてもダメだと思う。AKBである以上、原点を疎かにしてしまったら上がる人気も上がらないように思う。

しっかり足元を固めながら、メディアの露出というものを「利用」していかなければいけないのではないかと思う。


ただ今回の選挙、メディアの使い方でこの2層・3層のファンの心がAKB自体から離れるという結果を少なからず生んでしまったようにも感じる。

1層2層3層のファンがAKBを長年支えてきているのだと思う。ここが本格的に離れてしまった時が、本当にAKBがやばい時だと思う。

ここのファンを繋ぎ止めていくのは、やはりメンバー達の魅力なんだと思う。


そして次のシングル。選挙曲だし、握手会もあるのでミリオンを切るということはないとは思うけれど、万が一、切る事になったとしたらコアなファンが離れたという事だ。

いつかは切るであろうミリオン。でも、例え落ちて途絶えたとしても、コアなファンがしっかりと残っているならAKBは今よりも縮小はしても、消える事はないと思う。

でも、もし、このコアなファンが離れたとしたら、数字は落ちミリオンは切り、その後も歯止めが効かないで落ちていくのみだろう。

実際はミリオンどうのこうのよりも、この目に見えないものが気が付けば無くなっている事が一番怖い事。


話が纏らなくなってしまった…


さて、気を取り直して…

麻友の4枚目のソロ「ラッパ練習中」の予約を入れなければ。

すっかり忘れていた。選挙って怖いね。