影響力の武器 | マネタイズの目論見
自己啓発・洗脳のジャンルでよく種本にされている
「影響力の武器」
の6つのルールについての投稿です。

①返済性

これは誰かに何かをしてもらったらお返しする義務を感じるという特性です。
好意が一方通行で終わらず、社会にとって有益な様々な持続的人間関係や交流が
発達するために人間にプログラムされたものです。

本文中に宗教法人の寄付金集めの例が出てきます。
この法人、初めは普通に寄付金を集っていたのですが、
当然と言うかみんな怪しい宗教法人に寄付金なんて払いたくないですから、
当初は全くといっていいほどお金が集まりません。

そこで公共の場所に行き、教徒は突然、一般人に花を押し付けるようにしました。
手に無理やり握りこませたり、ピンで上着に留めつけたり。
一般人がこんなものいらないと言っても、
いいえ。プレゼントですから、と言って無理やりおしつけます。
そして渡した後、募金箱を見せつけ寄付お願いしますと頼み込みます。
こうなると一般人は花を貰ってしまった手前、
何もしないで立ち去る事は出来にくくなり、しょうがなく何円か募金をしてしまうという流れになります。
(ちなみにこの花はその後近くのゴミ箱に高確率で捨てられるのでまた使い回されます)

このように人間は、
一度何かを与えられるとお返ししなくちゃいけない気分になってしまう、
という性質をもっています。
この法則はこの例以外にも、
例えば男性が女性にデートでご飯を奢るのとかにも上手く利用されていますし、
試供品としてタダでメーカーが製品を配るのもこの原理が元になっています。

②コミットメントと一貫性

これは殆どの人に自分の言葉、信念、態度、行為を一貫したものにしたい、
という欲求があるという性質を示しています。
私たちはブレない人に魅力を感じ、
逆に意見がコロコロ変わる人は信用できないわけですが、この原理が働いているからだと思われます。

③社会的証明

多くの人はみんながやっているものに影響されてしまうという事です。
例えばテレビのヤラセの笑い声。
いかにも作り物の笑い声でも、あるだけで実際聞かされた視聴者が笑う率が大いに高まるそうです。

トイレの張札なんかもそうです。
いつも綺麗に使ってくれてありがとう。
と言われたら、ああ、みんなほかの人も綺麗に使っているんだな。とあなたも想像しませんか。
そうなると自分も綺麗に使わないといけない。って気持ちになりやすいんだと思います。

④好意

人は自分に好意を持ってくれている人は無下にできないっていう事です。
自分が好意を感じている人にエコひいきしやすい、とも言えます。
美人は得、と言いますがこれは私たちが身体的魅力を持つ人に好意を抱きやすいからです。
美人の写真とか直接関係なくても掲載しておけば成約率がアップします。

他にも好意を抱きやすい傾向のものとして自分と似ている人、というのがあります。
あなたと私の似ているところをいくつかあげていけば親近感を覚えてもらう率は高まるのではないでしょうか。

⑤権威

権力者に言われた事は信用してしまいやすいという事を示しています。
もうはじめからこの人の言うことは間違いないと無意識に考えてたりしてます。
推薦文とかあてはまりそうですね。

⑥希少性

限定品とか、そういうものにいいようの無い魅力を感じる傾向があります。
元々は手に入れるのが難しい物とかはやっぱり貴重品な事が多いわけですから、
一般的にはそう感じることは間違いではないのですけど、
大量消費社会の現代ではこれを上手く使って物を売られたりします。

希少性は限定品にだけ感じるということでもなく、他にも禁止されているものとかにも感じます。
何百年に一度だけ入れる寺、とか。
それを知る前までは行きたくもなかったのに、そう言われると急に行きたくなっちゃったりします。

電化製品を見に行った時、価格を聞こうと思って近くの店員さんに
「これいくらですか?」と聞いた時、
「これは人気な商品でして・・・・さっき売れ切れてしまったんです・・・・」

んんー、私は突然欲しくなったりします。