過去にお世話になったレーベルの方や
元スタッフの方とのメールや電話のやり取りが
ここ数日多い日々でした。

しばらく連絡や
お会いしていなかったりする方もいれば、
たまにメールしたり、
ご飯を食べに行ったりはするけど、
お仕事はご一緒していなかったりする方も。

今は立場や関係性は変われど
過去の作品の件で色々とお力を貸して下さって
本当にありがたいです。

音楽や歌、作品に限らずですが
人と人との関わりの中で生まれるものが
とても多かったりして。

ひとつのものを見て同じゴールを目指していても
関わる人それぞれの立ち位置や、角度、目線があって、その過程においてぶつかり合うことも、摩擦も
あるけれど、

そこで生まれたもので喜んだ思いもあったり
笑い合った日々もあったり、
涙した日も、後悔だったり多くの事を学んだことも。

自分が思い信じる、真っ直ぐ固い意志は
もちろん軸として必要だけれど

しなるけれど必ずビョーンって
自分の中心の軸に戻ってくる、竹ヒゴや板の様な
柔らかさの中にある折れない強さをって
いつもそんなイメージを心がけたりして。

ただ、そこにはいつも自分以外の誰かが
いてくれるからこそなのと
やはり大好きな音楽、歌を唄えるという事に
感謝してます。ありがとうございます。

デビュー当時からずっと一緒だった
マネージャーさんと別々の道を選んだ時

「Tinaがこの先、ずっと歌い続けて行く中で
色々な経験をして、自分の為だけじゃない
本当の意味で誰かを想って歌を歌える様な
シンガーになれた時、貴方は本物のシンガーになれるはずやで。頑張りや!ずっと愛してるから」って

かけてくれたその言葉と
その意味がいつも心にあってね。
未だに遠くても近くで色々な事を教えてもらってます。

誰かの為に歌うという事が
どうしても偽善的であり、どこかおこがましい気がするのも正直あり、

音楽をやっている時は無条件で自分を愛せる瞬間
だったり、それはアイデンティティでもあったり。
もちろん
理屈抜きで歌が大好きだからに尽きるのと
それはもちろん今も変わらず根底にありつつも

ささやかだけれど
私の歌が誰かの気持ちを温かくしたり
幸せな時間だと思って頂けたり
勇気づけられたら嬉しいなって。

コロナ禍の日々の中で、世の中の誰もが
色々と大変な時期の中、見失いそうになった
音楽や歌への気持ちや

自分がずっと探していた、
“歌うこと”にとっての大切なものや、
マネージャーさんがその当時、かけてくれた
言葉の意味が、今少しだけわかってきた様な気がします。

どんな歌詞、どんな曲だとしても
人として人と関わって感じたどんな感情も
声と歌にのせて、優しい歌が歌える様に
また日々頑張りたいと思います。

音楽、歌と共に
人として生きるという事を学ばせてもらってます。

色々とご尽力頂いてる元レーベルや関係者の皆さん
そして今のレーベルやスタッフの皆んなありがとう。

そして歌を聞いて応援して下さってる
皆んな本当にありがとうございます。

これからもどうぞよろしくね。

初めたばかりのYoutubeチャンネルが
公式アーティストチャンネルになった様で
Tinaにまつわる色々な動画もチャンネルに紐付くようになったみたいです。

色々と皆んなに良いご報告が出来る日が
早く来ると良いな。


Photo by Cherry Chill Will