私にとって久々のリリースとなったアルバム
『A Song for You』そしてアルバムリリースLIVEを
無事に終えることが出来ました。ありがとうございます。



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2年前にシングル『PRIDE』をリリースした際
大好きなアレサ・フランクリンの
アルバムタイトルにもある『LadySoul』という
大きなテーマのもと、

それを楽曲として表現するにはするには等と
ずっと私なりのSoulミュージックとは?という
自問自答の日々でした。



音楽に限らず、何でもたった一人では何も生まれず
人と人との関わりの中で 生まれてくるものが大半のように

アーティストという存在を中心にですが
色々な人達が携わって楽曲も生まれてきます。

単純に楽曲や歌詞といったことでの悩みよりも
そこに関わる人と人とのコミュニケーションに
何より時間を費やし、心の大半を占めていたなぁ。。。


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心が何度も折れそうになる瞬間もあったけど(笑)
ナンダカンダ言っても好きなことだからね♡


それぞれの作品一つ一つが
アーティストにとってだけじゃない
関わって下さったすべての人達にとっても
子供のような存在で、

そして 何より聴いて下さる”あなた”がいて
聴いて頂いた皆さんの 楽曲、歌へ対しての思いだっだりで
またその楽曲や歌は育てられていくというかね


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LIVEをやる度に会場に来て下さって声をかけて下さった
沢山の方から「Tinaの楽曲には〇〇歳の時に出会って
こんな想い出があって。。。」etc...

そのようなお話をお聞きする度に
改めてそう感じています。ありがとう♡


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楽曲制作に直接かかわること以外の人との関わり、
そこでの自分など 見つめ直す時間だったりも必要で

シングル『PRIDE』をリリースしてから約1年間あいて 
今年リリースされた 10th Single『Starting Over』





色々と試行錯誤しつつ楽曲制作、そしてLIVEもあったり
そうやって過ごしていた日々に、
去年の3月11日の震災がありました。


アーティストとしてという以前に
今を生きている人達すべてが現実として、
受け止めざるをえない 大変な出来事で。

そういった月日の中での出来事や流れとともに、
その時々で見るもの感じるもの変わっていくもので、


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色々な出来事を感じる中で 今まで自分が思い描いていた 
音楽へのこだわりや こうあるべきという概念までもが 
とてもちっぽけに思えてしまった時期でもありました。

勿論、Soul,R&B,そういった音楽に一番影響を受けて
今でもそれは私の根底にあって。

だけど そういった
ジャンルや音楽の形式以前に 
震災という出来事も一つのきっかけですが、

キレイ事だけじゃない、良い事もそうじゃないことも
葛藤も何もかも 正直な気持ちをストレートに
言葉にメロディにしたくて。




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実はそれまで、10thシングル候補として
制作していた楽曲の中で
ほぼこの曲でというものが確定していたのですが、

もう一度、今しばらく時間を頂いて

生まれた楽曲がこの
『Starting Over』でした。


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一人じゃないってわかってたって
一人寂しい時もあるし、
歩き続けるのも立ち止まるとしても勇気がいったりね

だけど、いつでもその場所が始まりなんだって
ホント、そう思います。


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『Starting Over』を歌う度に
ライブでの皆さんの表情を見て

これをシングルにして良かったねって、私自身もそしてスタッフも
そう思える今があるから、私は本当に嬉しいです。



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私の歌、私のSoulはスタイリッシュやクールでもなく
デコボコしていて俗っぽくて
粗削りでむき出しで とても暑苦しくて(笑)

でもそれが私の歌で私のSoulでね、
ここ3年間のTina そして私なりのSoulが

ギュッとそれぞれの楽曲に凝縮されたアルバムが
『A Song for You』です。


『A Song for You』!!!!!!


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色々と意見をぶつけあって
スタッフともいっぱい衝突もありました。

でもその衝突はお互いにそれぞれの立場で
真剣に向き合っているからこそで、
それがなければ衝突も何もなくて。
本当にみんなに感謝してます、ありがとう。


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そしてやっぱり私の歌をCDや
LIVEに足を運んで聴いて下さった皆さんありがとう。

久々のアルバムのタイトルにもなった 
レオン・ラッセルの名曲『A Song for You』


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私はこの曲と歌詞に改めて向きあって、カヴァーしたい
と決めた時に、私のアルバムのタイトルを決めました。

『A Song for You』/レオン・ラッセル

いろんな場所へ行った
今まで生きてきて いろんな歌を歌った
くだらない詩も書いた 
人生を生きつづけ 1 万人の観客の前でも歌った 
だけど今はふたり きみのためだけに歌ってる

もしも言葉が噛み合わぬなら この愛を込めた
メロディを聴いて きみを愛したい
時空を超えたどこかで 一生愛していたい
終生の友として たとえぼくが死んでも
ともに過ごした時を忘れないで
そしてふたりきりの
きみに捧げた歌を...


*歌詞の一部分を抜粋しての和訳です。


名古屋、大阪、東京との『A Song for You』
リリースライブをやるにあたって、ご尽力いただいた
すべての関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
そして、ステージで最高のパフォーマンスをして下さった
ミュージシャンの皆さんもありがとう!


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最後にもう一度、
Tinaの歌を聴いて応援して下さる皆さん
本当にありがとう!


これからまた始まる制作やLIVEなど
色々なことがとても楽しみです!!

Thank you &I Love You!!!!!!! 


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