

「大発見の思考法」
ips細胞vs.素粒子
山中伸弥 益川敏英
文春新書
以前、創造論で教わって読んだのですが今年目標の本棚整理、積読解消の為、改めて読み直しました。
2011年発行ですね。
当時は確かノーベル賞日本人受賞ラッシュだったような、とにかく盛り上がっていたように思います。
もう、15年前になるのかぁ。
その間、コロナ騒動やワクチン問題もあり正直、私自身も受け止め方が微妙に変わっております。
内容はノーベル賞医学生理学賞を受賞した山中伸弥教授とノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授の対談集です。
最初に読む時は結構先を急いで読むことが多いだけに
再読して良かったと思いました。
二人とも天才的な科学者と思いきや、普通に育ち特に益川教授は小学生の通信簿は1以外の全ての数字が取り揃えてあり国語が苦手。宿題も全くやらずに遊び回っていたとのこと。
二人とも自営業家庭でほったらかしだったそうです。
その二人が口を揃えて言うのは
「国語力は全ての基本」
「計算力よりも読解力、国語力が大事」
とのこと。
そんな益川教授の趣味はクラッシック音楽と読書だそうで、本をたくさん買って置き場所がなくなり琵琶湖西岸にログハウスを建てて本を収納したそうです。
週末はそこに行き、冬は薪ストーブをたいて考え事をしたりクラッシック音楽を聴きながら集めた本をパラパラめくる時が最高に幸せだとか。
イイですね〜、憧れの生活ですね。
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クリスチャンのワタクシとしては、やはり終章の
「神はいるのか」
のところですね。
その益川教授は「積極的無宗教」
宗教を「信じない」のではなく「信じている人をやめさせる」
精神だそうです😅
例えば、雪の結晶など自然の不思議な現象を
「神がお造りになったのだ」
と引き合いにして説明することに納得がいかないそうで、科学者ならば徹底的な批判精神をもって接するべきだとのこと。
いかにも科学者らしいです。
かと言って自然界には「進化論」のようにまだ証明されていない理論や解明されていない謎が多い。我々はもっと謙遜にそれらの謎に向き合わなければいけないと思う、と言っています。
科学とは、
「肯定のための否定の作業」であり、考えつく限りの可能性を考えて「これは当てはまらない」「この可能性はどうか」…と一つひとつ検討していく作業だと益川教授は言っていました。
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かつて創造論セミナーに参加した時、講師の韓国人科学者である
ハン・ユンボン博士が
「科学の目的は神の創造の意味を知ること」
と話してアーメン!と思いました。
博士は例えば、「自然はなぜ美しいのか?」の問に
創造主が創られた自然には、
一定の模様+秩序+原理
があるからだ。
秩序は数学的表現が可能であり
原理は物事の根本的な法則がある…
まぁ、ワタクシのような理数系大の苦手人間が偉そうな事を言える立場ではありませんが、クリスチャン科学者とそうではない無宗教科学者の間には視点というか、考える土台が
「神はいるのか?」
ではなく
「神がどのようにこの世界を創ったか?」
という思考が全く違う中にあるのだと思いました。
とはいえ、このお二人の認めざるを得ないところまで探求するお姿には教えられました。
お![]()
ま![]()
け

読了記録


「愛は全てを完全に結ぶ帯です」




