実は…
この度、彼と同棲を始めました
私は同棲しなくてもいいかな派だったのですが、
彼の「結婚前に最低1年間は同棲したい！」という希望を聞いて、一緒に暮らしてみることにしました
物件選びから始まり…
お互い実家暮らしだったので、家具家電もゼロから揃え、
電気やインターネットもどこがいいか調べたり、
諸々の手続きに、徐々に引っ越して…
というのを2ヶ月で完了！
みんなに、早っ！！と驚かれました
物件を決めはじめた頃、「同棲するならお互いの親に挨拶した方がいいよね…？」となり
ネットでも調べたところ、同棲前は親へ挨拶する人としない人半々で、しておいた方が圧倒的にその後過ごしやすい！とのことだったので、
お互いの実家へ挨拶に行くことを決めました
私の親は、彼のことを前からとても気に入っていて
(付き合いたての時、はじめて私の家まで車で迎えに来てくれた時に、「ご両親にご挨拶しておきたい！」と彼が手土産を持って挨拶してくれたので、うちの両親は安心しきっているのです
)
私の家の挨拶はすんなり和やかに終わりました。「結婚前提で…」と説明してくれた彼の横顔が頼もしく嬉しかった
しかし。
ここでガン経験者の私が婚活の時に一番怖いと思っていた、
「お相手の親御さんに病気のことを告白しなきゃ&どう思われるんだろう…」が発生しました
婚活の時、いろんなサイトやら知恵袋を調べていたら、
がん経験者ということで相手の親御さんから結婚を反対or心配される可能性は8割くらい。(私調べ)
「再発する可能性があるのに婚活するなんて身勝手だ」「お相手ががん家系というだけで考えてしまう」なんて親世代からの辛辣な意見もありました↓
私が罹った甲状腺乳頭癌は進行が遅いため、他のガンのように「治療から5年経ったら完治(再発しない)」という考えがなく、
10年後や20年後に再発する可能性があります。
親御さんにとっては、そんな相手と将来を考えている自分の息子。私ももちろん反対されることを覚悟して、ドキドキが止まりませんでした。
ガン告白は、私が挨拶に行く前に、まず彼からご両親に伝えてもらいました。
私が、
「甲状腺がんを治療したこと」
「将来再発する可能性があること」
「妊娠出産は問題なくできるが、数%の確率で子どもに甲状腺がんが遺伝する可能性があること」
を伝えてくれたそうです
特に「遺伝の可能性」は、私も気にしているし、相手のご両親は一番気にする所じゃないかな？と思ったので、彼に伝えてもらって感謝でした
結果。
ご両親とも特に反対もなく、受け入れてくださったようです
彼のお母さまからは、
「病気になることよりも、病気が原因でふたりが意思疎通できなくなることの方が大変だと思うから、
これからもしっかりコミュニケーション取って、話し合っていきなさいね」
とお言葉をいただいたそうです
素敵なお母さま本当に大切なことだなと思いました。胸に刻みたいと思います
これを聞いた後に、彼の実家に伺ってご両親に初めてお会いしました
初めての実家訪問だったので、もう、緊張して緊張して！！！
何日も前から、「彼 両親挨拶 服装」で検索して、着ていく服を検討したり(きれいめワンピースが良いと出てきた)
差し入れをリサーチしまくったり
でも、彼から先に病気の話をしておいてくれたので、気持ちが軽いままご挨拶することができました
当日は、「初めてお会いするし、とりあえず関係を作らないと…」と、
雑談に精一杯で、なかなか自分から病気の話を切り出す空気も作れず
結局、初対面で自分の口から病気のことは話せませんでした
今後、将来の話が具体的になって、自分の口から伝えなければいけない時が来たら、伝えたいと思います。
もちろん、これから本格的に仲良くなっていって、将来の話が進んできたら、
相手の親御さんからのガンに対する意見が変わってしまう時もあるかもしれませんが、
それでも、今は優しく見守ってくださっていることがとても嬉しいです