先日は大事件が起きお騒がせしました
それに関係し、みなさんに読んでいただいていた、がん経験者と婚活⑦〜⑨および、例の記事は非公開とさせていただきました。
温かいコメントを下さった方、ありがとうございました
今の心境ですが…
とてもとてもスッキリしています!
もっと引きずるかと思ったのですが、周りの人たちがとても熱心に、そして正しい方向へサポートしてくれたので、
もう、起きた事件もなんのことやら。です
楽しかったことに変わりはないので、ひとときの楽しみだったけど、うん楽しかったよね!
次行きます!!って完全に綺麗さっぱりです
怒りも恨みも何も無いです。良かったら演奏会来てね〜と思ってます
そして。
この騒動を受け、「やっぱり現実世界でしっかりした方に出会いたい!」という思いが強くなったのと、
病気公表めんどくさい…と裏でコソコソしていたからこんな痛い目に遭ったんだ…!という気持ちが強くなり、
ずーっと出来ないでいた、仕事上でのがん公表をついにしました!!
勇気が無かったのと、やはり色々考えてしまうと公表まで踏み切れなかったのだけど、
今回の騒動がなぜか背中を押してくれる結果に
もちろん、必ずしも公表する必要なんてありません。病気なんて、超プライベートな話。
それでもやはり、私は必要以上に病気のことを負い目に感じていて、
それがどれだけ頑張っても抜けなくて、
病気を理解してくれる人のことを特別と思ってしまう。
なので、現実世界で普段関わっている人たちにも、病気込みで「私!」と知ってもらいたい。
正々堂々と、まっすぐいたい。
と、自分の心を助けるための公表決意でした。
がんに関する活動も、オープンにしていきたいし!
といっても、公表前にはやはり不安になり、病気公表に関する記事を読みまくりました。(いつも徹底的な私)
最近の芸能人の病気公表は過剰すぎる…
公表すると、少なからず批判してくる敵は出てくる…
芸能の人間なら、公表せずに裏で病気と戦え…
こういう記事もたくさん。
鈴木美穂さんの本にも、このような意見はあることは書いてありました。
でもいいの、私が私を楽にしたいんだもの!!
公表すると決めてから、文章を何時間も、何度も書き直し…
こんな文章になりました。
↓↓↓
<2022年に治療していた、私の病名について>
今まで限られた方にしか伝えていませんでしたが、病名を公表したいと思うきっかけがあったため、このような形でご報告させていただきます。
2022年5月、
「甲状腺がん ステージⅠ」の治療のため、甲状腺片側摘出+リンパ節郭清(4個摘出)の手術を行っていました。
自覚症状が無かったため、発覚時から今現在まで体調の悪い期間は一切無く、手術後は治療も必要なく、定期的な診察のみで大変元気に過ごしております。
手術の報告をしたのに病名を伝えていなかった方々、今さらのご報告となりすみません。
手術前、手術後も体調を気にかけて下さった皆様、本当にありがとうございました。
私が罹った「甲状腺乳頭がん」は、甲状腺がんの中でも、がん全体の中でも最も大人しいがんと言われており、5年生存率も10年生存率もほぼ100%です。若い世代で罹った方が経過良好です。
私は手術のみで済み、放射線や抗がん剤治療も必要なく、残った片側の甲状腺のみでホルモン数値も正常のため服薬もなく、手術の後遺症や転移・再発もなく、
生活にも仕事にも全く影響無く過ごせています。
去年、手術後わずか19日で6月のステージへ復帰できたのは、何もかもサポートして下さった共演者さんをはじめ、家族、友達、ご心配くださった生徒さん、職場の方々、
手術跡を通常の半分で済ませながら全てを温存し、声帯も全く傷つけないという神業な手術をして下さった〇〇先生、
入院中だけでなく、退院後まで温かく見守って下さった病院の皆様のおかげです。
がん告知されていたのは2020年です。
甲状腺疾患を持つ家系だったため、私も一度甲状腺ホルモンの数値を測っておきたいと思い、初めて訪れた診察でたまたまがんが見つかりました。
甲状腺乳頭がんは、転移の無い微小がん(1cm以下)であれば命に影響がないため、早期発見という概念も無く、なんと治療せず体に残して経過観察することが推奨されています。(手術のリスクの方が大きい。)
私の腫瘍も微小がんだったので、1年半ほど経過観察していましたが、2022年に腫瘍の大きさが1cm近くになり、手術決意という流れでした。
甲状腺がんは進行が非常にゆっくりなため、今は完治しているものの、経過観察は一生続けていくことになり、もし転移・再発した際には、残りの甲状腺を摘出する手術となります。
少しでも長く、今残っている片側の甲状腺と過ごせるといいなと願っています。
私のように、若年性(15〜39歳)のがんサバイバーのことを「AYA(Adolescent&Young Adult)世代」と言います。
自分ががん患者になり、元気に過ごせていてもガンという名前だけでこんなにも生きづらくなるのか、と悩んだり驚いた経験から、
自分がAYA世代になったことを少しでも役立てたくて、〇〇県ではまだまだ少ない、AYA世代をサポートする活動ができたら…という夢ができました。
「キャンサーギフト(がんになって得られたもの)」という言葉があるのですが、私のキャンサーギフトは、苦しい時に寄り添ってくれる人がたくさんいることに気づけたことかなと思います😊✨
いつもいつも、本当にありがとうございます✨
これからは、がんサバイバーであることをオープンにしながらも、今まで通り全力で音楽活動を行っていきたいと思います!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします♪
みなさまへ感謝を込めて✨〇〇
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反響は、また書きますね
この文章を書いているうちに、
私はこんなに頑張ってきて、たくさんの人に支えてもらっているのに、
今回のくだらない騒動ごときに私の今までの頑張りを潰されてたまるか…!とメラメラしてきました
このブログでもご心配くださった方々、ありがとうございましたすっかり通常モードの私に戻りました