今日の記事、一日でも早くみなさんに伝えたい!やっとここまで辿り着きましたイエローハーツ

甲状腺乳頭癌の経過観察中・手術前に私を支えてくれた本と動画を紹介します。


まず、がんと診断された全てのAYA世代の方にぜひ読んでいただきたい、

「もしすべてのことに意味があるなら」


購入できるサイトのリンクも一応貼っておきます↓

この本の著者、元アナウンサーの鈴木美穂さんは、バリバリ仕事をしていた20代前半で乳がんを告知され、

壮絶な治療を乗り越え、今はバリバリお仕事をされている方です。(この私の説明下手さ笑い泣き)

AYA世代のがん患者のコミュニティを作ったり、「マギーズ東京」というがん患者が誰でも集える空間を日本に初めて作られた、ものすごい方。↓



私はこの本に出会って、自分のがんとの向き合い方が180度変わりました。

がん患者でも、バリバリ仕事に復帰できるかもしれないんだ…!してもいいんだ…!結婚もできるかもしれないんだ…!という希望を持てて、

他にも、

標準治療は「普通の治療」ではなく「最善の治療」。民間療法に気をつけて。とか、

人前に立つ人は、がんと公表することで売名と言われたり、良く治った体験談を載せることで傷つく人もいる、と言われたんだよ、とか、

がんになってからの恋愛は大変で、心無い言葉をかけられることもある、とか、

がん友達を作るということは、天国へ見送る経験もたくさんすることになる、とか。


同じくらいの世代の方のお話ということで、もう本当に、勉強になることがありすぎて…!泣きながら、夢中になって読みました。


一番私に影響を変えた文章は、「つらい経験を公表することで、理解は広まっていく」という項目。勇気を出して公表したら、温かな反響をたくさんもらったというお話。

私も手術が決まった時、周りに言うか言わないか迷ったけど、この言葉を信じ、恐る恐る公表していったら、周りから温かい言葉をたくさんもらい、本当に味方が増えました。

隅から隅まで貴重な文章すぎて、紹介しきれません。

AYA世代のがん患者への知識がほぼゼロだった私に、たくさんの情報を教えてくださって感謝です。いつかマギーズへ伺ってみたいなあ。


あと、甲状腺乳頭癌になった方、甲状腺摘出手術をする方におすすめしたいのが、YouTubeの「ななこチャンネル」さん!↓

看護学生のななこさんが、甲状腺摘出手術の体験談や、退院してすぐの様子を載せていたり、実際に摘出した甲状腺の写真や傷跡を見せてくださっていたり。

動画で発信するって、すごい勇気がいると思うんです。本当に尊敬です。

退院の次の日に学校の試験に行った!その後すぐ病院実習へも行った!というお話を聞いて(このような無理はあまりしない方がいいよ、というお話でしたが笑い泣き)、

もしかしたら、元気に退院できれば、思ったよりすぐ仕事へ復帰できるのかも。とイメージすることができました。

ななこさんの発信に助けられている人がたくさんいらっしゃると思います照れありがとうございます!


番外編ですが、私が手術を決めた時期にやっていたTBSドラマ「ファイトソング」にも勇気づけられました爆笑見てた方いらっしゃいますか?口笛

主人公の女の子(清原果耶ちゃん)が、耳に腫瘍が見つかり手術が決まるのだけど、手術すると耳が聞こえなくなる可能性が高い。周りの誰にも言えず、手術までの残り時間を思い出作りしよう!と恋愛に挑んでいくのですがニコニコ

間宮祥太朗くんと菊池風磨くんに病気を支えてもらえる人生…そしてどっちか選ぶなんて…ありえん羨ましい…と思いながらも笑い泣きピンクハート

なんだか時期もかさなり、果耶ちゃんに感情移入してしまい、とても感動しながら、勇気をもらいました照れ

手術前には術後の後遺症についてのありとあらゆるリスクを伝えられるので、「こんなに身体が元気なのはもう最後かもしれない」みたいな気持ちになりました。

だから、私も思い出作りのような気持ちで手術前の仕事を終えていきました。


次回は、いよいよ経過観察から手術へと気持ちを決めた時のお話です。