早稲アカKコースで中学受験、算数編 その2です。
ここでは、12/28からの1ヶ月間で、どのように受験算数に対応させたか、について書きます。
対応させたと言っていいのか...
もはや、「無理矢理叩き込んだ」と言った方が適切かもしれません。よく耐えたなあと思います。
何せ時間がないので、今更、受験算数の基本問題や演習問題に手を出すわけにはいかず、やったことは
「ただひたすら過去問を解く」
です。
過去問を始めた頃は、算数150点満点中、20点前後しか取れませんでした
(恐ろしい...。私はこの点数を聞いた時点で、合格はほぼ諦めました
)
まあ当たり前ですよね。みんな、4年生の時から超激難しい算数を習ってきて、膨大な量の演習問題を解き、とんでもない数のテストを受け、2/1からの受験に挑むのですから...。
しかし、父親と娘は諦めなかった![]()
まずは計算問題から、文章題、応用問題と、何度も何度も同じ問題を解き、自力で、後半の大問の(1)、時間があれば(2)まで解けるようになったのです![]()
最終的に、平均100点以上、いい時は130点台も取れるようになったとか。(今、娘に聞きました
)
これは学校説明会でも言われたそうですが、「大問の(3)以降は捨てていい。でも、(1)、(2)までは頑張って解いてほしい。そういう思いで問題を作っています」だそうです。
α校を滑り止めで受けるような子は、最後までサッサと解くのでしょうが、付け焼き刃も付け焼き刃の娘は、そこに食らい付いていくしかなかった。
もちろん同じ問題が出てくるわけがありません。でも、この1ヶ月で、娘の算数レベルは飛躍的に上がったそうです
(父親:談)
毎年の傾向を掴み、出題パターンを覚え、「この系統の問題は毎年出ているから、本番でも絶対に解けるようにしよう」と、確実に取れるところから固めていきました。
単願だったからできたことだったのかもしれません。それでも、本番では「これは今まで出てなかった
」という問題も(もちろん)出て、そういう時も(1)だけは頑張って解いたそうです。
私は問題を見てもわからないので、算数の一切を父親に任せていました。
最初の頃は、横で家事をしながら聞いていても(リビング学習)、「いやいや、『わかった』って言ってるけど、今の返事、絶対わかってないよ
」とか、「そういう言い方だったら、絶対理解できないよ。もうちょっと具体的な数字を言ってあげないと
」とか感じていました。
父親は超・理系人なので、算数の全部が分かりすぎるほど分かっているから、娘が「分からない」ことが分からないんですよね。
ほんと、父親の説明が難しい!!
(うーん、よくわかんなかったよねー。今の娘:談)
私も「いやその説明、ある程度分かってる人間が聞いたら分かるかもしれないけど、全く分かってない人間が聞いても理解できないよ」と、何度言いたくなったか。(それを言うと怒るので言わなかったけど)
それが2〜3週間経つ頃には、娘に「理解して解いている感」が出てきたのです!スパルタでしたがね...。よく我慢して、諦めずに過去問に取り組んだと思います。
そして、この1ヶ月間の伸びは、早稲アカKコースで2年間、算数の基礎をしっかり築いていたからこそだと思います![]()
毎日の勉強習慣がしっかりついていたこと、毎日 計算問題を解き、宿題をこなし、長期休みには問題集のやっていないところを解き、算数に触れない日を極力作らなかった、まさに積み重ねてきたものがあったからだと思います。
本番では、「やっぱり最後まで、最後の方の問題は解けなかったけど、最初の方は解けた」「後半、解けた問題もあったけど、日によって解けなかった問題もあった」そうです。
結局、過去問をいくらやっても、「入試当日、その時、その問題が解けるかどうか」ですね。当たり前のことですが...。
本番、何点取れたかは分かりませんが、1ヶ月間受験算数を頑張り、2日間落ちても、3日目まで投げやりにならず、最後まで解き続けた娘に拍手を送ります。
次回、算数編のまとめとして、「Kコース算数」から「早稲アカ中学準備講座 数学」を受け、中学での数学がどうスタートしたかを書こうと思います。