先日、中1最後の期末試験が終わりました。娘はテスト返しと修了式に行くぐらいで、あとはずっと休みです
α校はテストが多くて勉強が大変と評判ですが、自宅学習日、つまり「休み」もびっくりするほど多いです。しょっちゅう家にいます。
コロナで部活もできない期間は、明らかに時間を持て余しているほどのゆったりライフです。聞いていたのと全然違う、何だこの余裕は。もっと勉強が大変な学校じゃなかったんかい
ともあれ、実際に学校で勉強し、テストをこなすのは娘自身なので、それなりに大変だとは思いますが...。入学前に聞いていたほど、勉強に追われることはありませんでした。
夜に塾がない分、学校から帰ってから時間に余裕があり、野球をやっていた小学生の頃に比べると、週末もきちんと休みなので、多い宿題も十分終わらせることができます。
よく「中学受験の貯金は、中1の秋まで」と言われますが、それは感じました。もしかしたら、受験が終わったその日で、「貯金も使い果たした」と思っていいかもしれない。
受験日が過去に遠ざかれば遠ざかるほど、受験生の時に覚えた膨大な知識は忘れていきます。娘は中学に入ってからしばらくすると、過去問で覚えたことはほとんど忘れたと言っていました
娘の友達も、入学式の時には、受験勉強も問題も何もかも、サッパリ忘れたと言っていたそうです
しかし、「合格したー！終わったー！もう勉強しなくていいんだー！」じゃなく、もっと難しい勉強をする毎日がすぐに始まります。
中学に入ったら、中学生の勉強が始まるのです。それは小学生の時に受験コースで習った内容もあるかもしれないけど、やはり中学校の授業として新たに習うことで、どの教科も難易度が上がり、テスト問題は多様化し、設問数も増え、難しくなります。
そんな中で、合格最低点ギリギリの最下位で合格したであろう娘は、早稲アカの中学準備講座を経て、Kコースで培った勉強習慣を継続することで、授業についていってます。Kコースに通っていた時と変わらず、毎日コツコツと、短時間でも机に向かって成績キープです。
滑り込み合格した時はどうなるかと思ったけど、もともと高校受験コースであるKコースだったからこそ、中学に入ってからが楽だった気がします。
何度も書きますが、Kコースで得られた最大のメリットは、「小学生のうちに毎日の勉強習慣がついた」ことです。塾に利用されることなく、塾任せにせず、こっち(家庭)でKコースを最大限に利用して、中学からは1人で勉強を進めていける下地を作ることができました。
1日30分でも机に向かえば、次の授業までの宿題は余裕を持って終わらせることができ、後の時間は小学生らしく思い切り遊べる上、高校受験に繋がる基礎学力と勉強習慣はしっかりついてくる。
いつ、どのぐらいのペースで宿題をするかを、自分で考え、計画的にこなしていくようになります。多くないですからね。小学生が見て、把握できる量です。(中には、宿題を1日で全部終わらせてしまう子もいるかもしれませんが)
この、「宿題の量を見て、1週間のペース配分ができる」ことは、定期テスト前に「試験範囲を見て、試験日から逆算して学習計画を立てる」ことに繋がります。もっと先を見ると、大学受験にも繋がっていくと思います。
「大手塾の公立中進学コースは、塾の金儲けコースだ。生徒はカモだ」という意見もありますが、通わせている家庭が何を目指しているかによるだろうし、我が家にとっては費用対効果が高く、お得なコースでした。中学に入ってから1年経っても「やっぱKコースに通わせてよかったなあ」と思います。
最後に、これもまたよく言われていますが、「中学受験をしたら、高校受験がないからゆったりとした中学・高校時代を過ごせる」わけではありません。
「大学受験の準備を、ちょっと早めの中1の4月から始められる」だけです。
中学受験をする視点が変わってきませんか。
大学受験をしなければならない中高一貫の進学校は、中1の最初の授業から「大学受験に向けて」スタートします。すべてのカリキュラムが、大学受験から逆算して組まれているので、「大学受験の準備を中1から始めよう！」ということです。
我が家は大学受験から逆算して、小5からKコースを選びました。娘は予想外に中学受験をし、公立ではなく私立の進学校に通うことになりましたが、どちらでも大学受験に照準を合わせているのは変わりません。
現在小5の弟がどのような進路を選ぶか分かりませんが、大学やその先の就職、それぞれのライフステージで選択肢を増やすためにも、勉強することは損にはならないと思っています。
まとまりのないまとめになってしまいました。
次回は、実際の授業料など書いてみようと思いますが...知りたい人いるかな。書きますが。