アオリイカと遊びたいと思いつつもいつも風が強くて行けなかった。
久しぶりに出かけた。
随分と夜明けが遅くなって来た、五時では薄暗い、東の空が明るくなったころ竿出し、海面を見ると何かがあちこちで小魚を追って湧いている。
アオリは居るだろうかと暫く餌木を投げていたが何の反応も無く、アオリが追って来る姿も見えない。
何か分からない魚のボイルはずっと続いている、青物でも居るかも??。
西を見ると綺麗な虹、はっきりと見えているのだが写真にとるとボンヤリ、上にもう一つあり二重になっている。
右の方にうっすらと。
ジグを投げても何のアタリも無い、ひょっとしたらと思いアジングに切り換えたらあたる、二十センチ位のマアジだ、ワームが水面に落ちた途端にギュッと引っ張って行く、かなりの大物みたい、暫くやりとりして浮いて来た、抜き上げは無理の様だったのでタモで掬いあげた。
四十センチ超すマルアジ。
試しに六グラムのジグを投げると三十センチ超えのマルアジ。
ボイルはずっと続いている、良く見ていると四~五センチ位のキビナゴみたいなのを追っかけてるようだ、
しかし凄い一緒に釣っている友人は既に五十匹くらいのマアジを上げている、今日は釣りたい放題の状況だ、こんな場面には初めて遭遇した、ボイルの中にワームを投げればマアジ、少し離れた所にジグを投げれば大きなマルアジ、しかし沢山釣っても帰ってから捌く事を考えるとあまり釣りたくない。
私がアジングに使ってるPEは0.2号、マルアジが掛かって抜き上げをすると切れてしまう、仕掛けを作り直せば良い事だが、やってて気づいた、細かいラインシステムが組めない、メガネが無い、前回来た時には感じなかったがやはり私は年なんだ。
釣ってる時間より仕掛けに掛かる時間の方が多いような気がして来た。
必要なアジは釣れたのでアオリに戻る、良く見るとあちこちにアオリが居る、しかし餌木を投げても除けて行く。
観察をしていると二~三匹集まって来てはくっついたり離れたり、そうか奴らは今婚活中でエギどころではないんだな。
何度も投げていたら活性が高いのが居た小さなのが一匹上がった。
暑くなって来たし、一応アジを確保したので納竿。
アジのボイルは多分暗いうちから始まっていたのだろうが八時半くらいまでずっと続いていた、こんな場面に遭遇したのは初めてだった、次もあれば良いな。