郷愁・・・・・・ノスタルジー | 山女太郎の渓流釣りと海釣り

山女太郎の渓流釣りと海釣り

ブログの説明を入力します。

もうすぐ九十六になる母が入院してからほぼ毎日の如く病院に顔を出している。
心配するほどの事ではないのだが、やはり歳だから一応は心配。
病院の通りの向こうに大きな空き地がある、塀に囲まれたかなり広い場所だ、大きな通りから病院に入って来る信号は○久団地入口。
初めて病院に来た時に信号名を見て昔の記憶がよみがえって来た。
母の居る病室から見える空き地・・・・・懐かしくも苦い思い出が。
もう五十年以上も昔、福岡では初期に出来た大規模団地だった、当然ながらその当時の建物は既に無く、新しい団地に立て替わっている。
高校生だった私は良くこの団地に行っていた、その頃の団地住まいは普通の建物に住んでいた人にとっては一種の憧れの様なものがあった。
多分、今は空き地となっている場所にあった団地に彼女は住んでいたんだったろうか。
色々な思い出が蘇って来る、楽しく苦しくほろ苦い、誰にもある青春の一コマかも知れない。
彼女は今はどうしているのだろう。

病室の窓から外を眺める時、一瞬にして五十年以上の時が戻ってしまい、過ぎ去ってしまう。
人生に・・・だったら・・・・れば、は無い、過ぎ去った時は戻らない事は分かっていても…あの時に・・ればと考える。
やっぱり、歳とったな~。
人生、やりたい時にやりたい事はやっとくべきだ。
残りの人生
釣り三昧だ~~。

あっ、母親は今月いっぱいで退院できそうです。