プロローグも終わりいよいよマニュアルレンズの各論

です。


第一ステージは王道のカメラブランド、Nikonからです。


ポイントさえわかればコツはすぐに掴めるます。

一度に全てを理解するのではなく、辞書的に活用していただくとありがたいです。


Nikonのマニュアルレンズは2つ。

非Ai(Non-Ai)Aiです。


では両者を比較していきましょう。

​両者の違い





​構造的な違い

■ 非Ai(旧NIKKOR・Auto NIKKOR)


• ボディ側の露出計と連動するために、カニ爪を手動でセットする必要があった

• 絞りリングの動きをボディが正確に読み取れない

• そのため、露出計が正しく動作しない

→ 当時の機械式カメラには合っていたが、電子化が進むと限界が出た。


■ Ai(Automatic Indexing)


1977年に導入された新方式。

絞りリングの位置をボディが自動で読み取れる構造になり、露出計が正確に動作する。

• 絞り値が2列表示される(ファインダー内表示用)

• カニ爪に穴がある

• マウント部に露出計連動ガイドが追加されている  


​見分け方

①カニ爪

◆非Ai


カニ爪に穴がない


◆Ai


カニ爪に穴がある。


② 絞り表示の列数

◆非Ai


◆Ai


​実用面


■ 非Ai


• 古いフィルム機(F、F2、Nikomatなど)では問題なく使用可能

• Aiボディ(FM/FE/F3など)では装着不可 or 破損リスク

• デジタル一眼ではほぼ使用不可

• 市場価格は低め(仕入れミスに注意)



■ Ai


• FM/FE/F3/F4など、ほぼ全てのMF機で使用可能

• デジタル(D7000系、D600系、Dfなど)でも露出計が動作

• 中古市場で安定した需要がある


​まとめ

基本的にはAi狙いで良いと思います。

見分け方はカニ爪に穴があるか否か、これさえ覚えておけば直ぐに判別可能です。