私が子供たちにチアの指導を始めるきっかけは、母校のチア部が衰退している現状を少しでも防ぐためでした。
ある日、たまたま見ていたテレビに母校のチア部が特集されていたのですが、そこには部員3人で活動している様子でした。
高校を卒業後、妹がまだチームに所属している間は行き来をしていましたが、妹が卒業してからはほとんど接点が無くなっていました。
このままじゃマズイ!
その時すでに、宇和島でキッズの指導を初めていたので、キッズとのコラボを通じて再び関わりを持たせてもらうようになりました。
私が今まで指導してきた子供たちが、母校のチア部に入部した事は残念ながらありません。でも、チアを知ってもらえるきっかけを作ることができた事は良かったと思います。
今では母校のチア部も何とか続いているようです。
地元に愛され、学校にも必要とされる。
そんなチームに所属していることに、誇りを持って活動をしてほしいと願っています。
さて。
キッズの指導を始めて10年以上が立ちます。
宇和島でチームを立ち上げてから、12・3年でしょうか?松山では9年です。
指導が長くなればなるほど、見えてくるもの。そして、見えなくなるものがあります。
チームが成長していくにつれて、要求される事、こちらが子供たちに要求する事が多くなりました。嬉しいことです。
厳しい事も言われます。でも、言われるだけの実力が付いてきたと言うことです。
さらにチームのレベルを上げていくこと。
技術面でも、気持ちの面でも成長すること。結果が求められるチームになってきました。これは、私1人の力ではなく、私以外の講師1人1人が子供たちを成長させてくれました。また保護者のみなさんも、チア活動にたくさん協力してくれました。
色んな意味で、チアのチームとしてみんなで作っていく事ができていると思います。
だからこそ、「初心」を見落としてしまいがちになります。
私の初心。
チアリーディングと言うスポーツの素晴らしさを伝えること。
シンプルだけど難しいことです。
10年以上やっていても、これが正解!と言うものはないし、いつも「今日の練習は良かった!」と思える日はありません。
10年以上やってきて見えてきた答えは、経験の少ない子供たちにはまだ難しいかもしれません。
10年前に始めた事の答えは、10年後に分かります。
そして今もまた、新しくスタートした事の答えは、まだ先にあります。
今日は一歩進むんじゃなくて、一歩戻って初心に帰る事が出来ました。
改めて、私のやりたい事が見えてきました。
足元が見えなくなった時は、先に進もうとせず、一歩戻って今いる位置を見てみたら答えが出るのかもしれません。
最近、何でこんなに上手くいかないんだろう。。。
と思う事ばかりだったのですが、それは先を急がず一歩戻ってみなさいと、神様が言っているのだと思います。
時々、初心に戻って客観的に自分を見てみようと思います。