気がついたら歩いていた

俺の命

鶏の足のようなくすんだ道を

胃袋に奇跡が舞い降りたとしても

なんだ

確認はできないのか
ヘラジカの角は悲しい
昨日からずっと

寂しい気持ちが治らないんだ


明るい緑蛙は5月の穏やかな雨を思う

あのうすい甘い匂いをかげない心の

やつばっかりのこの世界

久しぶりにドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟を読んでいる。
これで読み直すのはもう5回目になるかもしれない。

亀山郁夫訳を初めて呼んでいるが、いまいちしっくりこない。前に感じたような独特の深みが伝わってこない気がする。

米川正夫訳がよかった記憶がある。
その時の精神状態や年齢が関係しているのかもしれない。

桶谷秀昭やバフチン、小林秀雄の評論を読み返したくなってきた。

この小説を初めて読んだ時は、ドミトリーに心動かされた。2回目に読んだときイワン1番感動した。
3回目になってようやくアリョーシャの素晴らしさを味わうことができた。3回目にならなければわからなかった。そういった意味でも自分にとって不思議な小説であると思える。

次はいつ読み返すのだろう。もしかしたらこれが最後なのかもしれないなぁ。