こんにちは。

前回、リズムが大事っていうことについて書きましたが、


何でこんなことを書くかというと、あまりに当たり前すぎて、


軽視されてしまっていることが多いように思えるからです。


いくつか単純な事実を書きます。


まずリズムって、体で感じるものですよね?



このリズムが崩れるのはどんな時か?


 

前回、「不測の事態」という言葉を使いましたが、


たとえば、急な仕事が入る、来客がある、電話がある、


あるいは電車が止まる、雨が降る。。。


そういうことが重なると、人は思い通りいかずイライラするでしょう。


それでリズムが崩れるわけですが、


冷静に考えるとどれも生きているかぎり当たり前に起こること。


要は自分の頭で思い描いていた都合と違うことが起こると、


イライラして、不平不満が生まれる。嫌な気分になる。


自分はあまり運がよくない、ツイてないと思ったりもする。


一見、仕方ないことのように思えるかもしれませんが、


要するにこれは、
頭で考えていることと実際に起きていることのズレ、であるわけです。

そう考えると、じつはリズムを崩している原因は現実のほうではなく、


自分自身のアタマ、つまり「思い」にあるのではないか?


わかりやすく言えば、「頭でっかち」ではないかということです。


まだ実現していない未来に対して、


ああなればいい、こうなればいいと考え、その考えに現実を当てはめようとしてるわけですから。


これ、そもそも無理がありますよね?


うまくいかないって感じるのは、じつは当たり前と思うのです。


で、このへんの話をふまえて、リズムについて考えてみましょう。


リズムは体で感じるもの、つまり、いちいち頭で考えてするものじゃない。


つまり、一見退屈そうなことでも、一つ一つの習慣を続けてみる。


ある人はこれを、「流れを作る」と表現しています。


この流れができてくると、余計に頭を使わないで済む分、


現実を自分の都合に合わせてあれこれ文句を言うことも減っていく。


なんとなく気持ちがラクになり、「うまくいく」感覚がつかめるようになる。。

これは、自然とか、世界とか、自分を取り巻く環境と


「一体になって生きる」ということにもつながっていくでしょう。


葛藤が減る分、無理のない生き方ができますよね?


いわゆる幸運と呼ばれるものは、こうしたリズムのなかで生み出されるものと思うのです。


この幸運を生み出すリズムのことを、最近では「セレンディビティ」と呼んでいます。



意外とこのへんが「健康の極意」であったりするのです


(だから、長々と書いてきたわけですが。。)


詳しくはまた。。