そういえば最近のニュースで大きな話題といえば、Yahoo Japanがポータルサイト内の検索エンジンに関して、大手インターネット企業Googleの検索エンジンを採用の発表が挙げられます。
インターネット大手同士の連携。
しかもある意味皆さんの予想に反した連携ですから、私もびっくりしました。
今や、仕事/プライベートはもとよりパソコンが当たり前の様に普及しているため、それ自体が無い世の中なんで想像できないと思います。
ましてやインターネットの無い状況なんて言わずもがなですね。
例えば、我々の普段生活する中で、何か必要な情報がある場合、、、
今までであれば、図書館で本を探したり、人に聞いたりすることで、情報を検索していたと思うのですが、今やインターネット上にて(欲しい情報の)キーワードを入力するだけで、一瞬にして(欲しい情報を)手に入れることが可能となりました。
また欲しい物があれば、インターネットを介して買い物ができ、
見たい番組があれば、インターネットを介して見ることができ、、、
というような形で、我々の生活はインターネットに対しどれだけ恩恵を受けているのか計り知れないものがあります。
つまり、インターネットは今や生活インフラとして完全に定着したといったも過言では無いかと思います。
そのインターネットをインターネット(生活インフラ)たらしめているもの。
インターネットの利便性を高める要因となったもの。
それは「検索エンジン」では無いかと思っています。
人間が欲しい情報を欲しい時に一瞬で返す…
ありそうでなかった/手の届かないところに手が届くというようなサービスの誕生は、人々の生活を一変し得る革命的なアイデアだったと思います。
その検索エンジンで圧倒的なシェアを誇るのが『Google』です。
Googleは先行優位性によるシェアの大きさもそうですが、なにより検索エンジン先駆者としての高い技術力も保持しています。
これに関しては他社の追随を許していません。
Googleの主な収益モデルは、広告収入に寄るものですが、圧倒的な認知度と技術力によって収益率も伸び続けています。
今や世界一のIT企業といっても過言では無いかと思います。
ちょっと前まで世界一のIT企業といえば、Microsoft社でしたんですがね。
そのMicrosoft社も、今やGoogleに完全に後塵を拝しています。
Microsoft社の収益モデルは、パソコンにインストールするOSやそれに付随するOffice製品の製品販売費やライセンス料で稼ぐビジネスモデルだったわけですが、圧倒的なシェアを築き、右肩上がりだったのも今や昔。
商品普及が一巡し飽和感の高まりも受け 収益の伸び率も鈍化しまった後、それに続く収益モデルの構築に苦心している折に、インターネットの普及に伴う新しいサービス、つまりGoogleのような検索サービスの誕生、そしてその発展を受け、相対的な立場も逆転してしまいます。
しかし、そのMicrosoft社も黙っていません。
プライドも掛け捨てて、Google社の得意とする検索エンジン部分でガチンコ勝負を挑むべく、検索エンジンの開発強化に力を入れています。
その検索エンジンの名は、『Bing』です。
しかし、大々的に発表したBingでしたが、個人的な感想としては ぱっとしませんね。
多少はGoogleのシェアを奪うに至っていますが、まだまだ圧倒的なシェアの差があります。
勿論後追参入によって不利であることは致し方ない部分はありますが、それよりも検索エンジンとしての技術にまだまだ差があるのでは無いかと思います。
そのMicrosoftも何とかBingを普及すべく様々な施策をうっています。
その一つがYahooとの連携です。
何万というページビュー数を誇るYahoo社に自社の検索エンジンを組み込むことで認知度も上がり、Googleの牙城を切り崩す一手となりえるとの思いがあったと思います。
Yahoo社としても逐次進化する検索エンジンの開発や人材維持だけでも相当コストがかさむことから、他の検索エンジンを採用した方がより自社の強みに注力できるため、Yahoo社としても他社の検索エンジンを受け入れることに抵抗も無かったでしょうし、比較的友好的な形で連携は進められたものと思われます。
よって、米Yahoo社からの資本の提供を受けるYahoo Japan社の検索エンジンもBingに切り替わるものというのがある意味当然のことの様になっていたと思います。
しかし、Yahoo Japan社が発表したのがGoogleとの連携でした。
これに関しては様々な憶測がありますが、純粋にGoogleとBingの機能に関してベンチマーキングして、より優れたエンジンを採用したものと思われます。
Yahoo Japanは米Yahooの流れを汲む会社であり、多くの資本も受けています。
しかし、日本Yahooの筆頭株主はSoftbankであり、米Yahooに対し顔立てする必要が無い訳です。
よって日本Yahoo社が自主的な判断ができたんですね。
日本の検索エンジンシェアは51.3%がYahoo、38.2%がGoogleと言われています。
よって、日本Yahoo社がGoogleの検索エンジンを採用すると、理論上では90%のシェアがGoogleのエンジンによって占有されるわけです。
しかし、Microsoft社からのクレームは言うまでも無く、独占禁止法の観点からも中々障害は多そうですがね。
この連携によって、
例えばYahooで買い物をするユーザにとっては、今までの検索エンジンよりもかなりリアルタイムに近い形で情報(金額等)を仕入れることができるでしょうし、また何かモノを検索したい場合に、例えばGoogle用のWebブラウザを立ち上げるとは、Yahooの検索エンジンに”Google”とか入力することも無く、Googleの機能をフルに使えるようになるわけですよね。
よってかなり利便性は高まると思います。
しかし、私の現知識では、この連携により日本にどういうメリットがもたらされるかは正直分かりません。
なので、障害は多いと思いますが、実際に連携してからの動きに注目ですね![]()
唯願わくば、日本でうまれる新たなイノベーションが阻害されることが無いようにして欲しいものです。