風使いの弟子(前半) | 地上10cmより

地上10cmより

もしもワタシの身長が10cmだったら
日頃見慣れた風景が
どんな風に見えてくるんだろう?

以前みた夢の内容を、
魅力的なショートストーリーに
仕上げてくださいと
Chat GPTにお願いしてみました♪

何度かお願いのキャッチボールをして
この文章までたどり着く♪
それでもなかなか意思の疎通は難しい♪

「風使いの弟子」前半

ボクは森の「風使い」の一番弟子♪
「風使い」とは、風袋を使っていつも森に心地よい風を吹かせ
鳥や動物や木々たちをしあわせな気持ちにしてあげる事♪

ボクに風の操り方を教えてくれるのは
ちょっと怖いおばあちゃん師匠。
でも本当は涙脆くて、やさしい人なのは知ってるけど。

ある夜、師匠が森を留守にするというので
代わりに風を見守るよう頼まれたんだ。

ちょうど日にちが変わる頃、突然森から
風が消え、音が消えた。
鳥や動物たちも気配の変化を敏感に感じたのか
ちょっと落ち着かない様子♪
すると、森全体を押し潰すような振動と共に、
八の字を描くような風が起こり
それが渦巻く束となって森に襲いかかったんだ。

鳥や動物たちは風に吹き飛ばされないように、
みんなでカラダを寄せ合った!
木々もあまりの風の勢いに、折れてしまうものも・・・
風の方向が全く読めない!風袋をどう使えばいいんだ!
こんなに強くて厄介な風ははじめてだ!
ボクは無力感とともに、風の力に敗れたと思った。

その時、どこからともなく
師匠の声が聞こえたような気がした。
「風袋を信じなさい。」

そうか、ひとりじゃなかったんだ♪
心を込めて風袋を握り締め、
ボクは風袋の力を信じることに決めました。

風袋から青い光が広がり、光の中には、
遠い昔から森を守り続けてきた「風使い」たちの魂が
宿っていることが分かりました。

風袋の中に封じ込められていた、
特別な力が呼び覚まされたのです。

後半に続く