漫画ダメ!ゲームダメ!
と思っていた私は、
ほしがる子どもにそう言ってました。
でも、
「なんでダメなの?」
の問いには答えられませんでした。
漫画は、
買い揃えたらお金がかかって
お金がなくなりそう。
一日中読んで、
ダメな人間になってしまいそう。
ゲームは、
1度始めたらやめられなくて
勉強しなくなりそう。
一日中ゲームをして、
ダメな人間になってしまいそう。
だと私が思っていて、
勉強しなくなる
↓
将来仕事に就けない
↓
私が面倒見なくちゃ
↓
そんなの困る、、、
と、子どもたちの将来は暗く、
自分が困ることにしか
目を向けられていませんでした。
どんだけ先の心配?
という感じですが💦
そんな私の子ども時代は、
漫画読んでました。
ゲームもしてました。
けど、ここにも親の価値観が
反映されていました。
漫画は、単行本はもったいないと
言われて買ったことがない。
漫画雑誌は自分で買うならOK。
ゲームは、
最初はダメだと言われていて
友達の家でしかやったことがなかった。
なんでダメなのかを、
聞いたのか、
聞かなかったのか、
聞けなかったのか、
すら記憶にありません。
漫画のことはあまり覚えていませんが、
ゲームは欲しくて仕方がなかった記憶です。
ダメだったものが
何故買ってもらえたのかも
覚えていないのですが、
小学校高学年くらいの時に
中古のファミコンを買ってもらい、
すごく嬉しかったのを覚えています。
子どもに何か禁止してしまう方は、
自分が子どもの頃に
何かを禁止されていなかったか、
その時閉じ込めたままの気持ちがないか
思い出してみてください。
私自身は漫画もゲームも出来たのに、
子どもたちに禁止したくなるのは何故か。
その当時、
ダメだと言われた時に
感じた気持ちを封じ込めて、
無かったことにしてしまったから、
なんですよね。
その後許可が出たとしても、
ダメだと言われた時の気持ちは
消化されないまま残ってしまいます。
そこに気付いて、
嫌だった気持ちや怒りを出していったら、
少しずつですが、
子どもたちに漫画もゲームも
良いよと言えるようになっていきました。
怒りの気持ちは、
紙に書くのも良いですが、
やはり外に出すのが1番です。
私は、車の中や家に1人の時に
声に出して言っています。
あとは、
声を出しながら紙を破るのも良いし、
クッションにぶつけるのも良いです。
すごくスッキリします。
スッキリするまで何度も何度も
出しましょう![]()
私は溜め込みすぎていたので、
フッと急に怒りが出てきて
車の中でブツブツ言ったりしてました![]()
子どもたちが漫画を買ったり、
ゲームをしたりするようになって、
家でのルールは作りました。
呼んだら来てね。
ご飯の時はダメだよ。
1日〇分ね、みたいな。
守っているような守っていないような、
な時もありますが、
少しづつそれもキーッとは
ならなくなってきます。
勉強しなくなるのでは?
宿題やらなくなるのでは?
お金の管理が出来なくなるのでは?
という心配はそれほどいりませんでした。
すぐに動いてくれなくて
イラッとすることは
多々ありますが![]()
でも、出来ないと
やる前から決めつけていたり、
話をすれば分かってもらえることも、
話をすることすらしていなかったり、
そんなことにも気付きました。
気付いた時から始めたら良いんです。
漫画とゲームをOKにして、
子どもたちは楽しそうに見えるし、
何より私の気持ちが楽になりました。
満たすって大事ですね。
子どもが1番欲しいものを
買ってあげられないという方は、
もしかしたら
自分が1番ほしいものを我慢している
のかもしれません。
このことについては
またいつか記事にしてみたいと思います。
漫画とゲーム、
また一つ親の価値観から解放
されたような気持ちです![]()