『頑張り屋さん』って、

言われると嬉しいですか?



私は子どもの頃、

「頑張り屋さんだね。」

と言われると

とても嬉しかったのを

覚えています。



頑張って期待に応えられると

褒めてもらえるし、

褒めてもらえると

また頑張ろうってなる。



褒めてもらえると、

それが嫌なことだったとしても

嫌な気持ちが吹き飛んで

嬉しくなりました。



反対に、

頑張っても褒めてもらえないと

すごく落ち込みました。



期待に応えたいのに

応えられない。

私にとっては

死活問題でした。



『期待に応えられない私は』

・頑張りが足りない

・いなくてもいい存在

・弱い

・恥ずかしい

そんなふうに感じていました。



それでもそんな思いを

外に出すことはありませんでした。

私は頑張り屋さんなんだから、

頑張れない私がダメなんだ、

そう思って

ずっと期待に応えたいと

思いながら過ごしました。



ずっと満たされない気持ちを

持ちながらも

こんなものだろうと思って

過ごしてきましたが、

ある出来事がきっかけで、

爆発してしまいました。



それは、

自分が母親になったこと。

お手本と言ったら

育児書や自分の母親しか

ありません。



それ通りにやろうと

頑張っているのに

うまくいかなくて、

思い通りにならなくて、

親にガッカリされているの

だろうなと思いながら

我が子と向き合っていました。



親の前では

期待に応えられない私はダメ、

もっと頑張らなくては、

という思いになり、

子どもの前では

なんで私の思い通りに

なってくれないの?

という思いになっていました。



初めは湧いてくる気持ちを

我慢出来ていたのですが、

少しづつ我慢が出来なくなり、

子どもに当たってしまうことが

増えてきました。



その怒りの気持ちも

頑張れば抑えられるはず、

そう思っていましたが、

一度溢れた気持ちが

止まることはありませんでした。



そんな時に、

カウンセラーさんに

「よく頑張ってきたね」

と言われたんです。

「えっ、私なんてまだまだなのに。」

と思ったのを覚えています。



けれど

なぜか涙が溢れてきて、

でも全然理解できず、

思考が追いつかない状態でした。



そこから

心理の勉強を進めていくことに

なったのですが、

頑張ってきた私が

頑張る以外の方法を

取り入れるのは

そう簡単ではありませんでした。



けれど、

あのまま心の仕組みについて

知らないままでいたら

私は今頃どうなってしまって

いたんだろう。

と怖くもなります。





頑張って期待に応えたい

けど、

頑張ってもなんだかモヤモヤする

頑張っているのに辛い、苦しい

頑張れない自分、

期待に応えられない自分はダメだ



そう感じていて、

そこから抜け出したいと

思うなら、

誰のどんな期待に応えたいのか、

今まで頑張ってやってきたことを

書き出してみると良いですよ。



その人は本当に

そのような期待をしていたのかな?

今まで頑張ってきたこと

たくさんあるよね。

自分が胸を張れることも

あるんじゃないかな?

と問いかけてみてほしいなと

思います。



今まで頑張ってきたこと、

一番よく知っているのは

自分自身ですおねがい



まずはそれに気付きましょうびっくりマーク



私は今でも

頑張ろうとしてしまうことも

あるけれど、

ここは頑張ろう!

ここは誰かに頼ろう!

などと、

と自分がどうするかを選んで

良いと思えるように

なりましたウインク



そして、

頑張ってもうまくいかないのなら

頑張る以外の方法もあるのかも?

とちょっと考えてみると

良いと思います。




②に続きますスター


②では、

頑張ることが全てだった頃の

エピソードも含めて

書いています。


こちら⬇