このバス停からしばらく歩いた所に集落がある。
雪に囲まれた道をひたすら歩いた。
今朝から雪道を歩いてばかりだ。
そして、ついに
憧れの合掌造りが見えた。
この世界遺産を見たくて、はるばるやってきたのだ!
一生のうちの念願が叶った瞬間だった。
この合掌造り家屋は、とても歴史が古く、100年近く建っているものも珍しくない。
中には、400年ほど建っているものもある。
先人の方々の知恵と努力のおかげで、こうして長く建っていられるのだと思う。
うちの実家は、今から5年前にリフォームした。
当時、築30年くらいだった。
頭が下がる。
合掌造り集落は、他にも菅沼合掌集落というものがあり、そこも、ここからバスで15分の距離にある。
昼時だったので、ここで昼飯を食う事にした。
合掌家屋の多くは、飯屋や宿屋、土産物屋をやっている。
いわな刺身御膳といわなの骨酒を注文した。
時間がかかるみたいだ。
ここは、集落の飯屋だ。
ちょっと遅いくらいなんだ。
すきやみたくスッと出るのをイメージしてはいけない。
ボーっとしながら待つ事にした。
待てど暮らせどやってこない。
暇潰しの為、新聞を読んでたけど、最初から最後まで読み終え、もう一度、1ページ目から読み始めていた。
忘れてるのかな…?
(゜д゜)
そう思い始めていた頃、ようやくやって来た。
素朴ながらも見ていて食欲をかきたてられるメニューだ。
刺身に箸を伸ばした時、
ピチピチ!!
!!(゜ロ゜ノ)ノ
魚の頭が動いた。
まだ生きていた。
こんなお造りの状態になっても生きてるなんて、その生命力は、感心する。
その刺身の味は、海の魚とは、また違う、川魚のさっぱりとした旨味があった。
けど、俺が食べている間もいわなの頭は、ピチピチと動いていた。
目が合うといたたまれなくなる。
ごめんね、いわな君。いいお味です…。
(ノ_・,)
それから、いわなの骨酒を頂く。
一度、塩焼きにしたいわなを熱燗に入れていた。
こっちのいわなは、完全に死んでいた。
塩味に加え、こげた香り、そして、いわなのエキスが酒に染みていた。
こんな事をよく思いついたもんだと感心しながら味わった。
ごめんね、いわな君。いいお味です。
(つд;*)
こうして満足な昼飯を頂き、バスで駅に戻る事にした。
ごめんね、いわな君。ご馳走様でした。
。・゜゜(ノД`)
旅は、まだまだ続く。











