駅の近くには、港もあり、新鮮な魚介類を頂ける。
朝から、海鮮ものなんて、旅ならではの贅沢だ。
海の幸が、丼の中に、凝縮されていた。
海のそばで、海のものを食う事こそ、最大の贅沢だと思う。
朝っぱらから、新鮮なものを頂き、腹ごしらえを終え、いよいよ観光を始める。
まず最初に訪れたのは、旧イギリス領事館。
ここ、函館は、かつてペリーも訪れた事もあり、異国とも交流がさかんな街だった。
たまに、こんな洒落た洋館に入るとワクワクしてしまうのは、日本人としての性だろうか?
それとも、借りマンション暮らしをしている者の悲しい性だろうか?
そして、領事館の向かいには、基坂。
見ごたえのある、見事な坂だ。
こんなに、きれいで見晴らしの良い坂なら、たとえ、どんな急な坂だって、上がるのは、苦じゃなかった。
さて、この坂を登りきったところにあるのが、旧函館区公会堂。
またしても、見事な洋館だ。
かつて、大正天皇が宿泊された事もあるそだ。
こんな所に住んで、豪華な暮らしをし、大広間に、たくさんのお客を招いて、音楽会や舞踏会を開き、高級ワインを飲みながら、ベランダに出て、絶景を眺める。
どんな気分なんだろう…?
それから、函館ハリストス正教会
カトリック元町教会と訪れた。
ちなみに、中は、撮影禁止だった。
俺は、無宗教で、クリスチャンではないけど、こういうお洒落な教会を見るのは、大好きだ。
(⌒‐⌒)
ただ、教会内を見学する時、スリッパを履いたのだけど、この日の俺は、サンダルで来ていて、裸足だった。
もし、教会に来ている人達の中に、水虫の人が居たら…。
( ; ゜Д゜)
俺の足の裏に神のご加護がありますように。
さて、次に金森赤レンガ倉庫へと向かう。
ここは、かつて、函館四天王の一人、渡辺熊四郎が貸し倉庫業を始める為に、作ったそうだ。
函館に四天王がいたなんて、知らなかった。
あとの三人は、誰だろう?
北島三郎かな?
中は、ショップやカフェ、レストランなど、色々な店舗が並んでいたけど、オルゴール屋もあった。
土産に、ちっちゃいやつでも買ってこうか、なんて考えていたけど、そんなやつでも、3000円以上もした!
買えん。
(°Д°)
特に印象的だったのは、アメイジンググレイスというオルゴールだ。
64800円も、するのだ。
値段が一番、アメイジングだった。
異国の物は、やはり高いんだな。
そう思うのは、俺の悲しい性だろうか?
旅は、まだまだ続く。