早速の2回目。
前回に比べたら多分マイナーなこのバンドの転機になったと感じる1枚。
thrice / vheissu (2005年)
当時エモ/スクリーモのパイオニア的存在であったthriceの4作目のアルバム。
ライブ活動と共に1作目identity crisis (2001年)、2作目illusion of safety (2002年)、3作目the artist in the ambulance (2003年)と精力的にリリースも行い、メタルとパンクを融合させた形でスクリーモシーンを牽引していたthrice。
かく言う私もthe artist in the ambulanceで彼らの虜となり、当時次回作の発売を今か今かと待ちわびた存在です、はい。
んで、待望の4作目vheissuが発売されました。
最初の感想を正直に言うと「イマイチよく分からん。thriceらしくねーじゃん。前作に戻ろ。」という感じで御座いました。ええ、若気の至りで御座います。
若気が至ってたと気付くのは数年後。。
ある時ふとこのアルバムを聴いてみますと鳥肌モノでした。
発売当時の自分は新境地とも言える彼らのスタイルが理解出来なかったのですが、その後のインプットのお陰かこの作品の凄まじさを認識。
作品としてはその後リリースされたthe alchemy index (2007年/2008年)やbeggars(2009年)、major/minor (2011年)、to be everywhere is to be nowhere (2016年)と素晴らしいアルバムが続くのですが、thriceがスクリーモバンドからそういったポストハードコア路線に行き着く流れは間違いなく本作vheissuで作られたものだと思います。
このアルバムが無ければ私は彼らを今程讃え崇めなかったと断言します。
前作の雰囲気も感じさせる1曲目image of invisibleから始まり、前作まではなかったキーボードも使用した2曲目between the end and where we lieで新しい風を感じさせてくれる。
中盤隠れた名曲(と個人的に思っている)of dust and nationsで更にテンションは上がり、終盤red skyの泣きのメロディでノックダウン。
ホント名盤です。
ちなみにこのバンドのギターはなんとteppei teranishiという日本人で御座います。(多分国籍はアメリカだと思うから日本人と言っていいのか微妙だけど・・・)
そんなん関係無しに好きだけど、そんなん知ると余計応援しちゃうよね。