藤井聡太、ジェフベゾス、ラリーペイジ、セルゲイブリン、アンネフランク、テイラースイフト、彼らは皆人生のどこかの時点でモンテッソーリ教育に触れて来た人達です。
テイラースイフトは知らなかった。。。
勿論、その他にも星の数ほどモンテッソーリ園/学校で学んできた無名の人達がいると思います。
モンテッソーリ教育は、3-6歳の子ども達が静かに座って、自分のお仕事を着々と進めるイメージがあります。
そういう写真ばかりが出回っているからでしょうか。
何なら、先生の言うことをきちんと理解して実行するというイメージもあるかと思います。
私達が勝手に作り上げたモンテッソーリ教育のイメージ。
でも、実際に中で働いてみると、保護者として外から中を見るのとは、やっぱり違うな~と感じます。
我が家は子ども達をモンテッソーリ学校に通わせたことはありませんが、友達に保護者さんが多くいて色々聞いてました。
中から見ていると、やっぱり色々とドラマがあります。
モンテッソーリ学校に通わせておけば大丈夫、ってことはないと思います。でも、親の家庭でのアプローチ次第で、子どものモンテッソーリ教育内での伸びも違ってくることは確信してます。
先生にパンチしたりキックしたりしてくる子、移動の時など指示に従うのが難しい子、FワードHワードを使う子、教室内を走り回る子、自分の思い通りに行かないと泣き叫ぶ子、本当にモンテッソーリ学校というイメージに似つかわしくない行動をとる子達もたくさんいます。
クラスをまたいで色々な子ども達に接する時に、こういう時は『Montessori Way』ではどういう対応をするのだろう、と疑問に思う時が多々あります。
「この本には『こういう対応の仕方は辞めたほうが良い』と書いてあったのに、やってるよね、うちのモンテッソーリガイド」ということも時にあります。
私は基本的に我が子3人の子育てから得た経験、アメリカの公立学校で働く側として得た経験、日本の保育園/幼稚園で働く側として得た経験、子ども達をアメリカ公立学校に通わせた経験、子ども達を日本の保育園に通わせた経験、ホームスクールをやった経験とそれから得た知識、色々な教育についての読書、出身大学で得た知識を元にしながら、対応する形を決めています。
一番この中で役立っているのは我が子3人の子育ての経験とアメリカ/日本の学校や園で働いた経験。大学で得た知識なんてうっすらとしか頭に残っていません。面接の時にも今のモンテッソーリ学校の校長先生に言われましたが、基本的に私の子育て(方針)がモンテッソーリ教育と被ってるとこが多いからだと思います。
我が子達も3人共個性的で、特に次男が非常に手のかかる子だったので、その彼が『今ちゃんと自分を律して自分の人生を生きている』という前例と自信が(私の中に)あるので、少々子どもに蹴られたくらいで『この子はダメな子だ』と思ったりしないんですよね(腹は立つけど:笑)。ちなみに1歳半まで1人歩きできなかった長男は今ではスポーツばっかりやってます(サッカー/バスケットボール)。その時の行動/状態から親や教育者がその子の可能性を決めてしまったらだめだと思うんですよ。
で、話を元に戻すと、泣きわめいたり、反抗したりする子達に対応するのは、自分でも上手い方だとは思います。
でもね、それが『Montessori Way』かと言われたら、『う~ん、怪しいな~。いまいちクリアーじゃないな』と思うわけですよ。
だから、この本と職場(モンテッソーリ学校)をいったり来たりして、確認しているんですよ。だから、この本とは仲良しだし、これから何度も読み返すことも多いと思います。
その中で、モンテッソーリ教師の資格を持たないモンテッソーリ初心者アシスタントの私が、来年の仕事始まりから『ここを気を付けたいな』と思うところを本からピックアップして、お伝えしようと思いましたが、長くなったので次回に繋ぎます。
載せる写真が無いので、個人的に絵になるなと思う過去の1枚を。11月下旬の高校サッカーアウェイ戦。私立高校でしたがグラウンドが大きなハイウェイのすぐ横。これも大変だなと思いました。ちなみに長男は10番。実力は番号負けしてます。。。(笑)。