2019.6.4.
お昼を食べ、境港を後にしたところからの続きです
気持ちイイ風と陽ざし、何だかのどかな感じに、ほっこりした気持ちになった
しかし! 沖に出たとたんスピードUP だんだん船艇が持ち上がり おッ高速艇じゃん 凄いスピードで引き離される~めちゃ速~(笑)
美保関港かな? 静かで良い所
そして、以前より来てみたかった《美保神社》へやって来ました
全国にある「ゑびす」社約三千の総本宮とされます。
御祭神は、事代主神(コトシロヌシ)この、コトシロヌシは、恵比寿さまとされています。
それと 三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)
こちらは、青石畳通り
海から引き上げられ加工された天然石の石畳の通りです。
松江は江戸時代に北前船の航路となっていました。その中でも美保関は寄港地として繁栄していたので、石畳はその頃に敷き詰められたと言われています。濡れている方が青く綺麗なのだとか
逆にこの日は快晴で、カラッカラッ!!
美保神社の創建は明確になっていません。しかし、天平5年(733年)の「出雲国風土記」にはすでに記載されており、相当古い歴史です。
本殿の右殿に事代主神、左殿には大国主命の後の妃となる三穂津姫命が祀られています。この三稜津姫命から「美保」の名がついたとも云われています。
そして!お次にやって来たのは、松江城です 松江に来たら、やっぱり寄らないとね~
立体駐車場から撮影
松江城に来るのは、これで8度目です 国宝になってからは初めてで、それを見たいのと、登城記念符を頂く事
(堀尾吉晴公の像)
仏の茂助~たまに鬼の茂助になるけど智と武の武将で、秀吉の古参の家臣でした 松江城を築城します。
(馬溜)
登城開始~
『松江城』について詳細は、改めて記載します
矢狭間から、茂助を狙う(笑)
青もみじ~
シャチホコも大きい
そして、すったもんだとなったりと!最終的に、国宝指定の決め手となった祈祷札ですが、現在はレプリカを見る事ができます
この祈祷札は、二の丸に在る松江神社で発見されたのですが、これが、天守の下層にある柱に残る札の跡の釘穴と、札の穴がぴったり合った事から確認され築城年数が分かったのでした
天守内は、少し修復中~!
包板(つつみいた)
天守を支える柱には、一面だけ、あるいは二面、三面、四面に板を張って、鎹(かすがい)や鉄輪(かなわ)で留められているものがある。これは「包板(つつみいた)」と呼ばれ、天守にある総数308本の柱のうち130本に施してあり、割れ隠しなど不良材の体裁を整えるためのものと考えられている。
後藤又兵衛の槍と甲冑は展示していた
天守に登った頃には、けっこう汗を掻いてたので 吹き抜ける風でクールダウン
宍道湖の「嫁ヶ島」が見える
後で、あそこに行きます
(上陸は、出来ないけどw)
さて、天守を下りてぐるっと廻って行きます
(興雲閣)
1903年9月に明治天皇の外出仮御所として建てられました。明治天皇の利用はありませんでしたが、4年後の1907年5月に、皇太子であった大正天皇が、山陰道行啓をした時の宿泊施設として使用されました。その後改修され、迎賓館、展示場、旧海軍施設に利用され、1969年に島根県有形文化財の指定を受け、1973年から松江郷土館として利用され2011年に閉館しました。
松江市は、老朽化が進んだ事から、2013年11月から復元工事を始めましたが、元々白い洋館ではなく淡い緑色と判明し、塗り直し工事を経て、2015年7月から元の淡い緑色の姿に変わっています。
(松江神社)
そして松江城の怪談話~
北の門跡を抜けて水の手門跡へ抜けると(ギリギリ井戸跡)と言う所が!「ギリギリ」というの、はこの地方で「つむじ」を意味する言葉。
水の手門(表鬼門)に当たる場所の石垣が何度組み上げようとしても崩れてしまう。城主である堀尾吉晴は崩れる原因を突き止めようと、崩落が大きい部分を徹底的に調べさせた。すると、崩れた場所の地下から一つの頭蓋骨が出てきたのである。頭蓋骨には錆びた槍が刺さったままになっていた。
原因はコレだと思った吉晴は神主を呼び、3日にわたる祈祷を行った。その甲斐あってか、石垣は崩れることなく松江城は築城に至ったのである。
その後、頭蓋骨を掘り出した穴からは澄んだ水がこんこんと湧き出すようになった。この穴は井戸の形に整えられ、城内の貴重な水源の一つとなったそうな。
(松江護国神社)へ
そして、続けて(城山稲荷神社)へ参拝 三個所とも御朱印も頂くことが出来ました
登城記念符を頂いて、お次は堀巡りに向かいます
堀川巡り~ 実は、初めてです 道路より低い目線で石垣を見れるのも良い
女性の船頭さんです
先ずは、内堀からスタート
北惣門跡の橋の下を通過
橋の下を通過するのが、イイね~
また、その内四つの橋は、低く舟の屋根が下がり皆で屈んで通過するアトラクション付き(笑)
武家屋敷や小泉八雲旧居が並ぶ通り。電線が無いので、映画やドラマでも使われる場所なんだって
途中、カモの親子に遭遇しました ラッキー
めちゃ可愛い
この小ガモに会えるのは稀らしく
あと数日で倍の大きさになるのだとか・・・。
今時季は、濠に大量に藻が発生していて、舟のスクリューに絡まってしまうので!これの掃除が大変らしく、この日もあちこちで除去作業をしていました
さて
来ました!屋根が下がりキツイ姿勢に(笑) これを4回。
それから、外堀に出て来ました~
後ろから来る舟も低姿勢
堀から見る天守
さて、船着き場に戻って来ました 楽しかった~ 船頭によってまた違うだろうな~。
これにて、松江城を出発~ 宍道湖に
ちょっと時間つぶしにウロウロしてから戻って来ました~
さぁ~て!イイ感じです
『嫁ヶ島』と、 日没間際、若干の薄雲でキラキラ感が消され残念ですが!自然相手なので仕方なし
お地蔵様と
『あぁ~沈んじゃう』 一日の終わりです これで、今回の山陰巡りも終了