『ヴィヴェカナンダは以下のようなことを言っている。
「西洋の文明は物質的には豊かだが精神的には貧しい。インドはその逆である。
西洋の危機を救うのはインドの精神文化、とくにヴェーダンタ思想である。」
ロマン・ロラン、トインビーから大部分のヒッピーまでこれに似た意見の持ち主は多い。
果たして本当にそうか?否が僕の答えである。彼らはみな重大な誤りをおかしているのに
気づいていない。それは古代インド文明イコール現代インド文明と無意識に思い込んでいるという点だ。』
『クリシュナムルティ 水晶の革命家』 高岡光著153~154ページ

古くから伝わるとされるいろいろな思想について語る人が多いですが、大部分はこの文章で
指摘されたとおりであると思います。