視覚化の行法の中で、色彩を用いる時があります。
いろいろな色を用いますが、金色と銀色を用いるときの色の意味の一つは、以下のものがあります。

銀色 :育成し、支え維持するエネルギー。成長を促進、感受性を高める。
行き過ぎた感情を中和する。感情的な打撃を和らげる。

金色 :浸透し保護するエネルギー。ネガティブなものを除去し波動をあげる。
フィールドの外周は周囲からの影響にたいする強力な保護壁になる。

西洋占星術では通常、一枚のホロスコープ(出生図)を元にして、チャートを読んでいくことになります。
アリスベイリーの「秘教占星学」では、DK大師がしめしたように三つのホロスコープを見ることで、人間存在のありようを、より深く理解することができます。三つのホロスコープは三つとも出生図です。しかし基準となる視点が異なるために、三つに描き分けます。
三つは、過去、現在、未来を象徴しています。過去に対応するホロスコープには、通常のホロスコープでは表示できていない、その人の内面が反映しています。

三つのホロスコープは、それぞれ以下のことをしめします。
問題の根がどこにあるのか。
どのように今の状況に現れてくるのか。
今回の人生が周囲の環境に対して、どのように貢献していくのか。


それぞれのホロスコープは、さらに時間的な展開も内包しています。プログレス技法の適用も行いますので、三つのレベルでのプログレスの影響を判断することができます。

アリスベイリーの著書の「秘教占星学」に興味がある人の一部に、アラン・オーケン氏の『魂中心占星学』に準拠した考え方の人がいました。
ごく簡単にこの本を説明すると、基礎ができていないのに、神智学的な用語をちりばめた本を書いてしまった例です。「七光線」やその他、アリスベイリーの著書に出てくる概念の単語が多く含まれています。

いくつか問題点を書きますと以下の通りです。
1.未発見の惑星について、未発見の惑星ヴァルカンの位置をクックブック風に書いている。
  ウェストンの発表したデータを基にした暫定的な軌道要素の数値でコンピュータで出したデータをもとにしていますが、二回の観測データで、惑星の軌道要素は出せません。これは天文学的な常識です。観測データには長年の積み重ねがあって、初めて、軌道要素が確定していきます。冥王星についても、いまだに、観測がされて、軌道要素の数値の確認がされています。
コンピュータで、暫定的なデータで計算しても無意味です。
(ヴァルカンは、そもそも物理的に存在しないので、通常の方法で観測はされません。)

2.諸体の光線の定め方には、直接的に言及はありません。

3.魂のホロスコープについては、言及はありません。
  あくまで「魂中心の」と書名にある通りで、別の見方の提供をしていますが、魂のホロスコープについては扱っていません。魂のホロスコープについては、アリスベイリーの著書の「秘教占星学」に言及があります。

4.ホロスコープの要素について、エネルギー次元での分類ができていません。

 
この本は、通常行われているホロスコープの知識の中に、独自の解釈で七光線やアリスベイリーの本のアイデアを織り込んでいるのです。しかしそれは結局、体系的にはアリスベイリー著「秘教占星学」とは相いれません。

アラン・オーケン氏の『魂中心占星学』を真に受けて、「魂中心占星学」こそ、占星学の上位にあるものという教義を強硬に主張するものまで、日本に現れました。(1997年前後)そしてアリスベイリーの「秘教占星学」の内容自体、その本質を否定し始めていました。自説を主張するための根拠としてアラン・オーケン氏の著作を利用したということです。かつて『学園』のマークを盗用して、個人的な拠点に掲げていたひとはそういった動きの一部です。

結局のところは、アラン・オーケン氏の活動は、もともとアリスベイリーの活動とは無関係で、アリスベイリーの著書を個人的に研究し、利用したということです。こういったことは基礎が全くないから、起きた現象であると思います。

アリスベイリーの本「秘教占星学」をもとにしながらも、自分の考えをつぎ足ししていきながら、元とは全く違うものにしてしまう人が、多くいます。
この問題については、人間の知性の働きについて、多くのことを教えてくれます。
もともと、秘教占星学の書き方が難解ということもあるのですが、わからないものをてっとりばやく、既知のもので、補おうとする過程で、多くの誤りが生まれています。

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明日の占星学講座について

テーマ:
明日の占星学大阪教室は、9月23日13:00からです。
場所が通常と異なりますので、注意してください。

占星学初級講座 大阪教室
日時:9月23日(日曜)13:00~ 占星学初級講座 第6講義
場所 :大阪市立青少年センター KOKO PLAZA 別館3F 多目的室
JR新大阪駅から徒歩4分
住所 :大阪市東淀川区東中島1-13

よろしくお願いします。

アリスベイリーの秘教占星学の理解のために、特に重要な記事のリンクをまとめました。

秘教占星学の基本
https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-11800071476.html

アスペクトのパターンは内奥の魂の方向付けを表示します。
https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12355323674.html

占星学初級講座では、天地人の三盤(三つのホロスコープ)の作成方法を扱います。
https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12355570213.html

秘教占星学では三つのホロスコープを用いるのが基本です。
https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12407158133.html


「エネルギーは思考に従う」という公式と占星学との関係
https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12367966276.html

宇宙の七光線
https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12381599909.html

ジュワルクール大師
https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12381781266.html

天地人をそろえる
https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12382776080.html

秘教占星学の研究のために避けて通れないことがあります。
https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12387746070.html

光線と星座
https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12364052054.html

人間の三つのセンターと惑星

テーマ:


人間の三つのセンターには惑星が対応しています。個人ごとのホロスコープと結びつけて、センターの重心のありかを見つける方法について、講座の中で解説しています。
センターの中で、特に特別な位置にあるのは、中央に位置するハートのセンターです。
位置的には、中央ですが、魂との結びつきのカギを握るセンターですので、上の頭のセンターよりもセンターの発達のためのテクニックには、注意が必要です。
 

「七光線占星学入門編」講座の予定

テーマ:

「七光線占星学入門編」について、以前に告知した内容をもう一度まとめます。
今のところ、暫定で以下の通りです。

日程:2018年12月22日(土曜日)午後13:30~16:30
場所:大阪市内
概要:前半は、AABの七光線論の紹介です。後半が実際の個人への光線論の適用です。
テキスト:当日配布します。参加費に含まれています。
テキストは、B5版でページ数は160ページほどあります。製本された状態で、提供します。
魂の光線の作用とパーソナリティの光線の作用について、わかりやすくまとまった内容です。
参加費:未定
申し込み可能な対象者
      対象者はアリスベイリーの七光線論に関心を深く持っている人です。
      一時的な興味本位の人は受け付けません。

 


前回のアリスベイリーのグループの視覚化の特別講座にアリスベイリーをまったく知らない人がかなり来ていますが、今回はそういうことがないようにしたいと思いますので、全く興味がない人は、参加表明は控えてください。(そういう人は神秘学講座から受けてください。)
まちがって参加表明することがないように、それなりの参加費用にすることも考えています。参加費用については、もう少し検討してから決めます。

申し込みサイトは10月中旬以降に作ります。

 

アトラスとガイアの交流

テーマ:

ヘラクレスの12の労役のひとつ、黄金の林檎を持ってくるという仕事について、以前、いくつか記事を書きました。

https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12397550023.html

https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12398104440.html

https://ameblo.jp/threehoroscopes/entry-12397908300.html

この話は天のアトラスと地のガイア、その間に入る人間、ヘラクレスの三重構造の話です。リンゴはガイアがアトラスに与えて、アトラスの娘が管理している園にあるのですが、天のエネルギーと地のエネルギーの交流によって、できるのが、この黄金の林檎というシンボルです。

ヘラクレスはアトラスに変わって、大地の上で、天を担うことで、黄金の林檎を得ます。

天だけではなく、地の力の含めなければ、黄金の林檎は得られません。天地両方を正しい評価する存在にだけ与えられる成果が、黄金の林檎です。

黄金の林檎のシンボリズムには、人間の悟りに至る道筋とその成果についての寓話になっています。
 

秘教瞑想と色彩

テーマ:

日曜日に、アリスベイリーが存命中に、メッセージを学んでいたグループの間で、行われていた行法についての解説を東京で行いました。
ジュワルクール大師からの指定によって、秘教瞑想の前には、必ず唱えるマントラムがあります。
そのマントラムは色彩の視覚化、形体の視覚化とセットになっています。
言葉による力と、色彩によって、特定の力を呼び込むのです。

色彩は、まずはマントラムと並行して使用する色彩と、その他、金色と銀色などの色彩も応用として用います。日曜日には、オプションの色彩についての解説も行いました。
 

七光線と色彩

テーマ:

アリスベイリー著 秘教瞑想に関する手紙 の中の1920827日付けの手紙に七光線の色彩について書いてあります。

しかし、これはブラヴァツキーがあげた色彩と一致していません。

アリスベイリーは秘教瞑想のなかで、ブラヴァツキーがあげた色彩と一致していないのは二人が目隠しをつかっているからであると述べています。

光線の色彩の対応の差異はサイクルのことや基本原理をもう一度、見なおすことが必要です。

三原色の原理、光線は分光であること、太陽のサイクル、地球のサイクルを確認して、アリスベイリーの著作の文脈を理解することが必要です。


視覚化行法の中で説明したように、実際の視覚化の手順では使う色彩は確定されています。なぜその色彩なのかは、解説の通りです。