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テニス上達の近道 〜間違った努力をさせない〜

せっかく頑張って練習しているのに、それが「間違った努力」だとしたら上達どころか、変なクセがついたり、怪我の原因にもなります。そうならないために「正しい努力」の方法を配信しているので、現役プロテニスコーチである私と一緒に最短での上達を目指しましょう^^


ついに来るべきときが来てしまいましたね。


錦織圭選手が19年間の現役生活を終えました。


引退試合となったので、ジャパンオープンの1回戦で、
対戦相手はアメリカのティアフォー選手です。


2018年に錦織選手が勝っていましたし、プレースタイルを見る限りでも
相性はそこまで悪い訳ではなかったと思います。


でも、いざ試合が始まると、
直近の全米オープンでベスト4に入ったティアフォー選手と、
引退を決断した満身創痍の錦織選手とでは、大きな差が生まれていました。


結果、4ー6、4ー6でティアフォー選手が勝利して、
錦織選手の現役最後の試合が終了したのです。



プレー的には随所に全盛期を彷彿するスーパーショットが放たれていましたが、
それが継続的に入る訳ではなかったように見えました。


強かったときは、レシーブミスも今回ほど多くなかったですし、
調子が段々上がっていくイメージでしたが、この試合は特に波がなく、
ずっと同じようなテンションで進んでいった感じでしたよ。


そうなると、ひとつでもサービスゲームを落とすと、
なかなかティアフォー選手のサービスゲームをブレイクできずに、
そのままマッチポイントまで来てしまった印象です。


そして、運命のラストポイントはティアフォー選手がネット手前に落とした
ドロップボレーを、追いかけても届かずで終わってしまいましたね。


全盛期なら返せたボールでしたが、触れもしなかった動きを見たときに、
本当に体が万全ではないことが分かりましたし、引退することを受け止められた
瞬間でもありました。



それだけ体がボロボロになるまで世界の強豪たちと戦い、
私たちにテニスの楽しさや、今まで見ることができなかった景色を
見せてくれたことに、改めて感謝の気持ちが湧いてきました。



錦織選手が登場するまでは、グランドスラムの本戦に日本人男子が出場するだけで
凄いことでしたし、そこで1回でも勝てたら快挙として扱われていた時代を私は知っています。


当時は日本人選手がトップ10の選手と対戦することもなかったので、
1999年の全豪オープンで鈴木貴男選手がランキング2位のコレチャ選手と
対戦することが分かっただけでも興奮していました。


それが錦織選手は当たり前のようにグランドスラムに出場し、
ベスト8に残ることを普通の光景に変えていったのです。



また、トップ10選手との対戦も、勝つこと前提に応援できるほど、
強い姿を見せてくれました。


もはや、ランキングが20位前後の選手との対戦は、
応援する側の感覚として「勝って当たり前」になっていたのではないでしょうか。


そんな視点で応援できるなんて、昔では想像できなかったので、
本当に夢のような日々でした。



だから、錦織選手がティアフォー選手に負けたあと、
涙を流している姿を見たときに、何とも言えない感情になりましたよ。


あれだけ強かった選手が自分のテニスができずに負け、
そして引退という現実を受け止めなければならない現状は、
これまで楽しませてもらったファンからしたら、何とかしてあげたい
という気持ちになりました。


だけど、すべてのアスリートに訪れる運命でもあり、
「最後があるから美しい」という言葉もあります。


なので、時間は掛かりますが、
応援してきた我々も少しずつ心の整理をして、
この現実を受け止めていかなければなりませんね。


今は心から「感動」と、
「人生を賭けてテニスの素晴らしさを表現してくれてありがとう」
という想いを伝えたいです。

 

では!

 

 

スリー