今年もウインブルドンが終わり、
グランドスラムは全米オープンを残すのみとなりました。
そんな中、女子のシングルスはチェコの
クレイチコバ選手が全英初制覇を果たしましたね。
彼女は2021年の全仏も優勝しているので、
四大大会のタイトルは2つ目です。
そう考えると、
女子はなかなか絶対的なチャンピオンが
出てきていませんね。
私が学生のときは
グラフ選手やヒンギス選手、セリーナ選手という
分かりやすいテニス界の女王が存在していました。
だけど、近年は年替わりでチャンピオンが変わるので、
なかなか選手の名前が世間に定着しないように感じます。
それが今の女子テニスの情勢なので、
コントロールできる訳ではないのですが、
「分かりやすい図式」の方が応援しやすいのかもしれません。
例を出すと、
男子テニスは少し前まで「ビッグ4」という
何度もグランドスラムを獲る選手が上位に君臨していて、
そこに他の選手が挑むというストーリーが存在しました。
そして、今は若い選手が台頭してきて、
ビッグ4のジョコビッチ選手と21歳のアルカラス選手が
今回のウインブルドンの決勝戦で対戦することとなったのです。
このような分かりやすいストーリーが女子テニスにも出てきたら、
もっとWTA(女子テニス協会)の試合も盛り上がると思います。
私は日本のテニス人気向上を
ひとつの目標としてテニスコーチを行っていますが、
きっとWTAも日本のテニス界も同じ課題のような気がしますので、
そこをもっと模索していきたいです^^
では!
スリー