目の前の相手もいつかは負ける | テニス上達の近道

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たまたまネットサーフィンをしていたら、
「ティーム選手が今季限りで引退」という記事を目にしました。


ティーム選手といえば、2020年の全米オープンで優勝した、
元世界ランキング3位のオーストリアの英雄です。



何より強烈な片手バックから繰り出されるスピンショットは
同じシングルバックの自分としても憧れていました。


また、アルゼンチンのシュワルツマン選手も
来年引退すると発表しましたね。



170センチと小柄ですが、軽快なフットワークを武器に、
世界ランキング8位まで上り詰めた選手です。



年齢で言うと、2人とも錦織圭選手の少し下の世代だったので、
ビッグ4時代の次を担う選手だと思っていましたが、その壁は厚く、
なかなか世代交代を起こせなかった印象があります。


それと同時に改めて世界の厳しさを感じますね。


私は現役時代、大学の試合に出て負けたときに、
「この相手もいつかは負ける。だったらこの相手にも必ず弱点があるはず」
という発想に辿り着きました。


仮に、その相手が大学でナンバー1になったとしても、
プロの世界ではなかなか勝てません。


そんな日本のプロでも世界に出ると、
世界ランキングのトップ100に入ることはかなり難しいです。


そして、トップ100に入っても、
グランドスラム大会に出たらそう簡単に勝たせてくれず、
ビッグ4時代はフェデラー選手、ナダル選手、ジョコビッチ選手、
マレー選手がいたのですから、今回引退を発表した2人の選手は
相当大変だったと思います。


このように上を見たらキリがないので、
今自分ができることを頑張るようにしています。



結果的に、目の前の相手もいつかは負けるし、
そこには必ず理由があるという発想が身についたのは、
自分の頑張りにフォーカスしたからです。



そんなことを思いながら、
今回引退する2人の選手を紹介させていただきました^^


では!

 

 

スリー