あなたはテニスを学ぶ上で、
今後も取り組み続けたいようなことに出会ったときに、
どのように記憶していますか。
例えば、テニススクールでコーチからためになることを学んだら、
次練習するときまで覚えていられるでしょうか。
人間は一晩寝たら7割のことを忘れてしまうと言われています。
なので、私はできるだけノートに書くようにして、
忘れないようにしています。
ただ、ノートに書いたことを見るのを忘れてしまったりするので、
やはり大事なのは自分の中に落とし込むことでしょう。
学んだことをその場で自分のものにできれば、
記憶する必要はありません。
でも、それができれば苦労しませんよね。
だけど、私はレッスンでできるだけ体に覚えてもらうために
「体感してもらうこと」を大事にしています。
言葉より、実際にお伝えしたいことを
体感してもらえるメニューを組んでいるのです。
体は一度正しい動きを行うと、
次に間違った動きをしたら違和感を覚えます。
そこで自然と正しい動きに寄ってもらえれば、
勝手に上達できるというメカニズムです。
そういう経緯もあるので、
私がレッスン動画などで紹介している内容は、
体感型のテニス上達法にしています。
見てためになったで終わるのではなく、
実際に紹介している動作を行っていただき、
正しい体の使い方を体感してもらえるように設計しているのです。
ですから、動画を見るだけではなく、
体を使ってお伝えしたことを行ってくださいと声を掛けています。
「視聴覚」と「自ら体感する」では学習定着率が
55%も違うと言われているので、どの分野に限らず
できるだけ体感ベースで取り組んでください。
テニスに掛けられる時間が少ないという方も、
かなり効率良い練習ができるのでオススメですよ^^
では!
スリー