冬は暖かい季節より怪我をする方が多くなる傾向があります。
その大きな要因としては、寒さで筋肉が硬くなっているのに、
運動強度が高いことです。
簡単に説明すると、陶器で出来た壺と粘土で出来た壺があったとして、
両方を同じ高さから落としたら、粘土の壺は形が変わるだけだけど、
陶器の壺は割れますよね。
なぜなら硬いものの方が衝撃を受けやすいからです。
粘土のような柔らかいものは衝撃を逃がすことができるので、
負担を軽減できます。
それは体も同じで、柔らかい筋肉は衝撃を分散できます。
だけど硬い筋肉は衝撃を一点集中で受けてしまい、
結果怪我につながるのです。
これは一気に怪我につながるケースもあれば、
徐々に蓄積して怪我になることもあります。
特に、
暖かくなってくるこれからの季節は注意が必要です。
前回より少し暖かくなったからといって、
寒い季節であることには変わりません。
それなのに急に激しい動きをしたら、
硬い状態の筋肉には負担が掛かります。
それが原因で肉離れなどの怪我につながるので、
季節の変わり目こそ気を付けましょう。
暖かくなって動きやすくなった分、いつもよりハードヒットしたり、
無理にボールを追いかけたりしてしまう気持ちも分かります。
しかし、
気持ちと体は必ずしも同じではないので、
常にコンディションという考え方を持ちましょう。
コンディションとは「状態」などを意味なので、
まずは体の状態を確かめてください。
更にはコートのコンディションによっても色んなことが左右されるので、
滑りやすいや止まりやすいなども頭に入れて、怪我の予防につなげてくださいね^^
では!
スリー