先日、高校時代の友人がフルマラソンに出場しました。
私も2年前までは一緒に走っていましたが、
ハーフマラソンに出場したときに膝を悪くしたので、
それからは彼ひとりで頑張っていたのです。
これは個人の感想ですが、
ハーフとフルは練習方法から全然違います。
正直、ハーフはダッシュを少し緩めた状態でも走り切れますが、
フルだとそのペースは保てません。
だから、
ゆっくり長く走り続ける遅筋が必要です。
そのためには長い時間を掛けて走り続けなければならないので、
それなりの努力が必要になっています。
ちなみに、友人は前回初のフルに出場したときは、
4時間30分でした。
なので、
今回は4時間を切ることを目標にしてそうです。
そう決めてからは会う人全員に、
「フルマラソンで4時間を切ります」と公言していました。
会社の朝礼でもそう宣言したようです。
そうなると、
やらなければならない環境に追い込まれてしまうので、
本気が頑張ったと言っていました。
毎朝5時に起きて、仕事前に走ったり、
週1回のテニススクールも、5キロの道のりを
ジョギングで通っていましたよ。
さらに、会社の昼休みに元陸上部のかなり年下の後輩に、
トレーニングを教わり、ヒーヒー言いながら体を鍛えていました。
しかし、それらの頑張りが体に響き、
マラソン2週間前にぎっくり腰になったのです。
そこからはペースを落として回復に努め、
フルマラソン当日を迎えていました。
結果はメールで届いたのですが、
なんと「3時間44分」です。
それを見た瞬間、「すごい!」と素直に思いましたし、
やはり努力は裏切らないと感じました。
同時に、まるで絵に描いたような成功体験だと感じました。
本人は、
目標を立てて、それを達成したことがある人に方法を聞いて、
教わったことを素直にやれば上手くいくことが分かったと、
目を輝かせて言っていたのが印象的でしたよ。
意外にこの「教わったことを素直にやる」が難しくて、
つい自分の考えに走ってしまう人が多いです。
でも、
一度自分のやり方を捨てて、教わったことを実直に行うと、
知らぬ間に自分の限界を超える行動が取れるので、
今までとは違う結果がついてきますよ。
ですから、私の実戦クラス結構しんどいメニューが多いのですが、
それを乗り越えてくる方はグングン上達されています。
今回の友人の目標達成を見て、
どのジャンルも成功法則は同じだと確信したので、
「素直」というキーワードを大切にして
色んなことに取り組んでくださいね^^
では!
スリー