テニスの面白い部分のひとつに
「勝負所」という局面が存在します。
これは試合に出ていないとなかなか分かりにくい
部分かもしれませんが、テニスの奥深さとして
知っておいてもらいたいことでもあります。
詳しくそのことについてお話していますが、
まずはこちらの質問をご覧ください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): K
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 36~40歳
■テニス歴(フリー04): 10
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): まぐまぐメルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): シングルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【Kさんのご質問】
いつも為になる動画、メルマガありがとうございます。
さて、ある市民戦シングルスBで決勝まで進み、
5-5で時間切れとなり、後日5-5からの再試合となりました。
相手はほぼ全てサーブアンドボレー、
こちらのセカンドサーブにはチップアンドチャージで、
手を焼いていたので、この延期はいいタイミングだなと思ってはいます。
普段ラリーではミス少ない方ですが、今回はネットにかけることが多く、
つい前に来られるとムキになっていたのかもしれません。
そこで、どのような対策がいいのか、
ボレーヤー目線でされたら嫌な事等あれば
メルマガでのご教授頂けると幸いです。
今後も動画、メルマガ楽しみにしています!
--------------ここまで---------------
【スリーの回答】
--------------ここから---------------
Kさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
そして決勝進出おめでとうございます!
ただ、5-5からの再試合というのは
なかなか緊張する場面ですね。
私も再試合の経験がありますが、
正直、先制した方が有利になります。
そういう意味ではファーストポイントが重要ですが、
結構いきなり前に出るのは勇気が必要です。
それに体もそこまで動かないと思いますので、
レシーバーは無理に横を抜きに行くより、
相手にボールを触れさて、セカンドボールで
エースを取りに行く方がポイントは取りやすいのではないでしょうか。
理想は足元ですね。
とにかく10ゲームやったときとはお互いに体の動きが違うので、
Kさんはしっかりウォーミングアップをして、相手より体が動く状態に
持っていけるようにしてくださいね^^
では!
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
実は私も大事な試合で順延した経験があります。
忘れられないのは高校時代の総体ダブルス本戦で、
次勝てば大阪ベスト8に入れる試合でした。
しかも、激戦区大阪なのに、対戦ペアは私たちと同じ
公立高校だったので確実にチャンスだったのです。
大阪だとここまで勝ち上がったら全国区の私立高校と
当たってもおかしくないのですが、私たちも対戦相手も
絶対に勝てないようなペアには当たりませんでした。
なので、
こういうラッキードローはチャンスだったのです。
そしていざ対戦したら同じくらいのレベルだったので、
3-3まで試合が進んだのを覚えています。
でも、その地点で日没となり、
試合は順延となりました。
ちなみにその試合は先に1ゲーム取られて3-4となり、
そのまま3-6で負けました。
敗因は今でも試合再開した最初の1ゲームを
落としたことだと考えています。
試合には必ず流れがあるので、
再試合の場合はスタートダッシュが命です。
3-3のようなゲームの途中の場合、
再開したら3ゲーム先取の試合をするようなものです。
1セットマッチだったら先に3ゲーム取られても、
そこから挽回できますが、状況によっては
超短期決戦になってしまうのです。
そう考えると、
試合はどのゲームを取るかが勝負を左右しますので、
あなたも大事なゲームのときに集中を高めたり、
ギアを上げられるようなペース配分も覚えてくださいね^^
では!
スリー