スコアによってメンタルを揺さぶられてしまう | テニス上達の近道

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試合中はどうしてもスコアを気にしてしまいます。


これはどんな競技でも言えることで、
同じメンタルスポーツと呼ばれているゴルフは
特にそういう要素が強いと言われています。


そのひとつの例として、
プロの試合は最終ホールである18番ホールに
スコアボードが張り出されるという現実が存在します。


最後のホールを何打で上がればいいのかが分かってしまうから、
それを知ってしまったことで崩れる選手が多いと聞きました。



それはつまり、
例えプロ選手でもスコアを意識することによって
崩れてしまうというのは有り得るのです。



テニスの場合だと、40-30などの大事なポイントになれば
取ったらゲームだけど落としたら追いつかれるという心理状態ですよね。


正直、私もそういう局面で何度もダブルフォルトをしたことがありますし、
そこから形成を逆転されたこともあります。


ちなみに
私はそういう経験から、プレッシャーを感じたときは
「過去の自分を参考にする」と決めています。


変にプレッシャーを感じているのに普段通り打とうとして
結果的にダブルフォルトが多いのなら、ファーストサービスからセカンドを打ったり、
速度を落としてでも確実性の高いショットを選択するのです。



無理にできないことをしようとすると、
プレッシャーが大きくなってしまうので、
とにかく自分ができる範囲で頑張るようにしています。


当然、ときには勝負することも大切ですが、
すべてが勝負所ではないはずです。


勝負とは駆け引きでもあるので、
過去の自分とそのときの状況を見て、
ベストの判断をしてください。



よく試合は結果がすべてと言われますが、
それは過程を無視した言葉ではなく、
何の工夫もしないで勝てるほど甘くはないという
メッセージが込められていると思います。


勝負の世界はそれくらいシビアなので、
常に今できる最高の判断をするために
普段から練習をしたり、自己分析をしてくださいね^^

 

では!

 

 

スリー