試合中の集中力を持続させる考え方について質問を受けました。
ちなみに試合に出ると色んな人がいるので、
どうしても精神を揺さぶられることがあります。
でもそれって実社会でも同じで、
テニスをしていなくても理不尽なことって起きますよね。
そこで理不尽なことをやり返すのも違うと思いますし、
だからといって自分が崩れてしまうまで理不尽に耐えるのも
あまりいい選択とは思えません。
例えばセルフジャッジの試合で、
相手が自分に有利な判定ばかりするからといって、
それをやり返すのもスポーツとしては美しくないと感じます。
ただ、
それを我慢し続けるのも違うような気がします。
ならばどうすればいいのかですが、
私は「第三の案」を考えることを推奨します。
やり返すでもなく、我慢するのでもなく、
第三の案を考え出すのです。
それはそのときの状況によりけりなので、
これといったものはなかなか言いにくいのですが、
精神を安定させるには第三の案を考え出すことが
私は一番メンタルが崩れません。
仮に怪しいジャッジをする相手だとしたら、
際どいコースを狙わずに戦います。
もしくは、
怪しいジャッジをされたときに「今のアウトですか?」と相手に聞いて、
あなたのジャッジに不信感を持っていますというアクションを取ります。
もし相手が確信犯で不正ジャッジをしていたら、
この一言で精神的にはこちらが有利になったりもします。
人は「悪いことが見透かされている」という心理になれば、
精神的に動揺するので、あまりにも酷いセルフジャッジのときは
このように一言入れます。
なので、
このような第三の案は自分の精神を保つためにも、
非常に役立つ考え方です。
私の中では実社会を生き抜く上でも大切な考え方だと感じているので、
子供の頃から少しずつこのような捉え方も教えてあげるといいかもしれませんよ^^
では!
スリー