テニス肘になってしまいました | テニス上達の近道

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「テニスが上手くなりたい」と思った方のための上達法コンテンツを公開しています。


テニスをしていたら、
体に何かしらの痛みを感じたことがありませんか?


そういうときは打ち方に無理があったり、
理想的な体の使い方ではなかったりという
体からのメッセージです。



なのに無理してその打ち方を続けていると、
負荷が蓄積して怪我につながります。



そうならないためにも
今回の記事はぜひご覧ください。


まずはこちらの質問からご覧ください。


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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): monk
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 41~45歳
■テニス歴(フリー04): 10
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): まぐまぐメルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): シングルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):


【monkさんのご質問】


スリーさん、

お久しぶりです。元気ですか?


私の方は、悲報があります。


テニスのやり過ぎがたたってか、
テニス肘になってしまいました。ガックン、、。


一カ月前にWilson pro staff95 テニスラケットを購入。


ガットはポリでswing wight は318lbでそれほど
重たいラケットでもないと思います。
(以前のラケットより少し重たい感じですが、、、。) 


バックは痛くないのですが、
フォアーでフォロスルーを前に出した時にヅキっと
腕の外側の出っ張った骨が痛みます。


アイスで冷やし、患部をマッサージし、
その後に温めてからマッサージの交互繰り返してます。


今までテニス肘になったことはないので、
正直びっくりしてます。


スイングが変わったわけでもないので、
唯一変わったとすればラケットとガットの種類です。


今は一週間安静にしてますが、
テニスできないのでとても残念です。 

 
テニス肘の対処方法と、
考えられる原因はなんだと思われますか? 


私的な質問でもうしわけありません。


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【スリーの回答】

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monkさん

ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


テニス肘になってしまったのですね。


確かに最近のラケットは昔に比べたら
柔らかくなりましたが、プロスタッフ95で
ガットがポリだとスイートスポットを外したときに
負担が掛かってきます。


基本的にテニス肘は疲労の蓄積なので、
体に負担が掛からないようにするしかありません。



例えば、
ガットをナチュラルやナイロンに変えるだけでも
負担は減りますよ。


もしくはガットのテンションを下げたりするのも
方法のひとつです。


でも、
根本的には打点が後ろになっている状態で
ボールを打っていることがほとんどです。



そのためにも
私が普段からお伝えしている『機能分析』の観点で、
正しい体の使い方を心掛けてプレーしてください。



怪我の予防だけではなく、
ショットの質も上がってきますので
怪我の功名を目指して頑張りましょう^^


では!


スリー


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---------------まとめ----------------


私が体を上手く使うことによって上達を図る
『機能分析』の観点による上達法を推奨していますが、
実は「怪我予防」の効果も期待できます。


特にテニス肘などの原因は、
腕などの小さな筋肉だけでラケットを振ろうとしたときに
負担が一ヶ所に集中して起こる怪我です。



腕は体全体で生み出したエネルギーを
ラケットに伝えるために使うのであって、
スイングするためではありません。


実際、私の生徒さんからは、
「スリーコーチに教えてもらうようになってから怪我しなくなった」
という嬉しいお言葉もいただいています。


それに、どれだけ有効に体を使えるかによってショットの質も
変わってきますので、やはり私のテニスコーチとして使命は
「機能分析を広めることなんだ」と感じています。


ちなみに
もしあなたも肘を痛めているのなら
今回紹介する方法でプレーしてみてください。



右利きのフォアハンドストロークで
ご紹介します。


1、ショートラリーをする


2、その際に左手で右の肘を持つ


3、左手を話さないでフォアハンドストロークを打つ



以上です。


肘を持ってフォアハンドストロークを打てば、
嫌でも肘が前になって打点も前になります。


このように半強制的に正しい体の使い方を体現する方法を
「矯正法」と呼びます。


私はこの矯正法をレッスンでドンドン取り入れているのですが、
それで生徒さんは早くコツをつかまれているので、
あなたも試してみてくださいね^^


 

では!

 

 

スリー