テニスが教えてくれること | テニス上達の近道

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「テニスが上手くなりたい」と思った方のための上達法コンテンツを公開しています。


いよいよ全豪オープンも決勝戦を残すだけとなりましたが、
女子はビーナス選手とセリーナ選手の姉妹対決で、
男子はフェデラー選手とナダル選手です。


10年ぐらい前に行われていたような決勝戦のカードが
2017年の今組まれることになったのですから驚きですよね。


ちなみに男子は錦織選手が負けたときから
フェデラー選手対ナダル選手の対戦を期待していました。


そんな願望を以前記事にしていたのですが、
このことについてメールをいただいていていたのでご覧ください。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): R
■性別(フリー02): 女性
■年代(フリー03): 46~50歳
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■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): その他
■内容を教えてください。(フリー09): 


【Rさんのメール】


こんにちは。
今年もよろしくお願いいたします。


さて、昨日スリーさんのブログを読んで、
ギョッとしたのでメールしました。


「ひょっとして、ナダルとフェデラーの決勝戦がありえるかもー」
というくだりです。


言わないでーという気持ちなものでして、、、


実現したら、もう、最高!
どっちが勝ったってどうでもいい。


あの二人の決勝戦が見られるのならって思い、
多くの人が抱いていると思います。


でも、絶対に叶えたい夢、希望って口に出しちゃうと、
泡のように消えて失くなっちゃうので、ギョッとしたのです。


実はこのクリスマス ホリデーからお正月にかけて、
日本へ行き、プロの集中レッスンを受けるとお話ししました。


スリーさんもご存知の方の。


凄く嬉しくて期待していたのですが、
日本へ発つ直前に階段を踏み外し捻挫。


飛行機のキャンセルが効かないので、
ビッコを引きながら日本へ。


空気が悪いのか、いきなり喉を痛め発熱。


日本にいる間寝たっきりでした。


ですので、せっかくの集中特別レッスンも
その他のレッスンも全てキャンセルでした。


こんな不運ってあるのですよ。


だからとっておきのことは口に出したらいけないって、
元旦に思いました。


ナダルもフェデラーも快調なのがとても嬉しく、
これからの人かもと思っていたココ、ゴフインも
頑張っているので、このまま進んで欲しいのですが...


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

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Rさん

スリーです^^


こちらこそ今年もよろしくお願いします。


確かに願望って口にすると叶わないことって
ありますよね。


実際Rさんは願っていなかった年始を送ることに
なったのだと思います。


ただ、
人生良いこともあれば悪いこともあります。


だから願っていないことが起こったときは、
その分あとから同じくらい良いことがやってくると思って
過ごしていきましょう。


何となく人ってそれでバランスが取れているのだと感じます。


幸せそうな人もどこかで辛い思いをしているし、
辛そうな人もどこかで幸せを感じています。



「幸せ」「辛い」という漢字は似ているのに、
どうしてちょっと違うだけで、ここまで意味合いが
違うのでしょうね。


でもそれは、幸せも辛いも紙一重で、
ちょっとの違いのような気がします。


なので辛いことがあっても、
少しだけ何かが変われば幸せを感じることができますよ!



私はそう自分に言い聞かせています^^


だからお互い何があっても前を向いて進んで行きましょう!


私はRさんをはじめ、テニスを通して多くの方と
つながっていることに幸せを感じています^^


では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


改めて思うのですが人生ってバランスですよね。


私も過去を振り返ったら、
辛いことがあっても、その分何かを得ているので、
プラスマイナスゼロのような気がします。



むしろ人より辛いと感じることがあったのなら、
それだけ人とは違う経験ができているのだから、
プラスではないでしょうか。



ちなみに
私がフェデラー選手とナダル選手の決勝を望んでいたのは、
両選手ともここ最近怪我や調子を崩したりで、苦しい時期を
過ごしていたからです。


ここまで地位も名誉もあるのに
それでももがき苦しんでいるところがすごいと感じていました。


ハッキリ言って、もうそこまで頑張らなくても
十分やってきた2人です。


それでも相当ハードなトレーニングを積んでいるはずです。


そんな2人が同じ大会で復活を遂げ、
決勝戦で顔を合わすのですからドラマですよね。



両者がグランドスラム大会の決勝で顔を合わすのは
6年振りのようです。


もはやフェデラー選手もナダル選手もグランドスラムの
決勝戦まで勝ち上がることが難しいと言われていただけに
このカードは奇跡です。


双方とも準決勝はファイナルセットまでもつれこみ、
負けてしまいそうなところから執念でポイントを取って、
ギリギリの戦いを制してきました。


心のどこかでお互い対戦するために
頑張っていたのかもしれません。


きっと、今はここまで勝ち上がれたことに喜びを感じ、
これまでの辛かったことが幸せに変換されているのでしょう。



このような人生訓を教えてくれるのもテニスですね!


ここまできたら勝ち負けより、
ドリームマッチを楽しもうと思います^^
 
では!
 
スリー