ただ深いだけのボールでは全く歯が立ちませんでした | テニス上達の近道

テニス上達の近道

「テニスが上手くなりたい」と思った方のための上達法コンテンツを公開しています。


テニスってプレースタイルがハッキリしていたら、
上手くいっても上手くいかなくても上達できます。


上達できない原因は
目的や目標がなくプレーすることです。


その部分を埋めてくれるのが
毎回お伝えしている「プレースタイルの確立」です。


今回はそんなプレースタイルに沿って
練習されている方からのメールを紹介していますので、
上達の参考にしてください。


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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): U
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 31~35歳
■テニス歴(フリー04): 3年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): シングルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 報告
■内容を教えてください。(フリー09): 


【Uさんのご報告】


お世話になっています。Uです。
今日は報告です。


以前、質問させていただいたスライスサーブですが、
意外なところであの「ザクッ」という感覚が分かりました。


友人とラリーをしていた時に途中から遊びでスライスロブの打ち合いになり、
そこで高いバウンドのボールにスライスで打つとサーブのような軌道で飛んで行ったので、
これだ!と思いそのままサーブ練習をするとスライスサーブが打てました(笑


僕の場合は、
ボールの後ろを上から下に斬るイメージが合っていたようです。


それから、
中級クラスのシングルス練習会(5ゲーム先取)に参加してきました。


結果は1試合だけ1-5、残り4試合は0-5のボロ負けでした。


ただ深いだけのボールでは全く歯が立ちませんでした(汗


どれだけ深く打っても楽々と強いボールで返球されるので、
逆に追い込まれた挙句にこちらのボールが浅くなり
ポイントを奪われる展開ばかり。


なので
アプローチショットなんてとても打てるような状況じゃなく、
前に出てボレーできたのは全5試合の中でも数えるほどでした。


やはり、
「深いアークショット」を身につけないと
先には進めないなと痛感しています。


深いボールは確実に身についていると思いますので、
これから少しづつアークショットに近づけていくつもりです。


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【スリーの回答】

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Uさん

ご報告ありがとうございます!
スリーです^^


スライスサーブの感覚をスライスロブの打ち合いで
身につけたのですね


「遊び感覚」で取り組んだら、
あまり打ち方を気にしなくなるので
結果的に良い練習ができます。


それはスライスサーブに限らず、
すべてのショットに言えることですので、
深いストロークも、ゲーム要素を入れて
練習してください!


例えば、
サービスラインより手前に落ちたら失点という
ラリー練習はなかなか効果的ですよ。


深くコントロールしないといけないし、
相手が浅くなるようなところに打つ必要があるので、
結構頭も使います。


中級クラスの方との試合も
見方を変えれば難易度が高いゲームです。


今まで通用してきたアプローチからのボレーを
封じ込めてくるという難易度が出てきますよね。


だけど、
そんな相手からどうすれば自分のプレーが出来るのかを
考えては実践することがレベルアップにつながります。


今回だと「深いアークショット」という技術を手にすることが
ひとつの解決策だと思いますので、よりポイントを絞って練習しましょう。


コツはしっかり膝を曲げて、
地面からのエネルギーを利用することです。


上半身だけだとボールが浅くなるので、
下半身を上手に使って深いボールを心掛けてください。


大事なのは、
今までやってきたアプローチからのボレーを
どんな相手にでも使えることです。


ただ、相手のレベルが上がるに連れて、
自分のプレースタイルを封じ込めてくるので
そこを超越しにきましょう!


では!


スリー


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---------------まとめ----------------


不思議なもので相手によって
自分のテニスが出来たり出来なかったりします。


でも、それはこちらの問題というよりかは、
相手が意図的に行っていることがほとんどです。


今回メールをくださったUさんは
ストロークを打ち合って浅いボールが飛んできたら
アプローチショットでネットに詰めてボレーで決める
プレースタイルです。


この戦い方は今まで通用してきたけど、
上のクラスの人に挑んだら全然ネットに
詰めることができなかったそうです。


今までは深いボールを打つだけで
相手ボールが浅くなったそうですが、
今回の相手は高い打点から打ち込んでくるのです。


そうなると自分のポイントパターンである
「浅いボールをアプローチ」ができなくなります。


その結果、
ネットに詰めてボレーという形が作れないので、
ポイントが取れなくなってしまうのです。


こうなってしまうのは
相手が高い打点で打ち込むという
技術を持っているからですよね。


ならば、
こちらも更に超越するショットで対抗するか、
戦い方を変えなければ勝利するのは難しいです。


ちなみにUさんの場合、
自分のプレースタイルを磨いている段階なので
戦い方は変えずに、高い打点から打ち込まれないような
ショットを身に付けることを私は推奨しています。


このような流れで技術向上練習をすれば、
目的がハッキリしている分、上達は早いです。


また、やるべきことが絞られているので、
余計な他の練習をする必要もありません。


そういう意味でもやはり
プレースタイルを決めてテニスをするのは
上達においてとても重要なことです。


漠然と練習する日々から抜け出すことができるので、
まずは自分のプレースタイルを決めることから始めてくださいね^^
 

では!

 

スリー