現役の頃は暇があればよく走っていました。
足腰を鍛えれば、安定したプレーができるという
どんなスポーツにも通ずることを信じていたからです。
ただ、
走り込みだけが安定力を高める方法ではありません。
ちょっと意識を変えるだけで
安定性が高まる方法があるのでご紹介します。
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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): シュン
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 21~25歳
■テニス歴(フリー04): 8年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【シュンさんのご質問】
スリーさん、お久しぶりです。
スタンスについて質問させて下さい。
先日、県内でトップクラスにうまい方と
シングルスの試合をする機会がありました。
相手はアグレッシブベースライナータイプの
オールラウンダーで、私はほとんど攻められっぱなしになり、
自分のテニスをさせてもらえず、完敗でした。
終わったあとで試合を見ていた先輩から
ストロークを打つときのスタンスの幅を指摘されました。
私は肩幅程度でいつも打っていますが、
相手の選手はほとんどのボールに対して、
野球のバッターのように広いスタンスを
取っていたそうです。
その後、
練習でスタンスを広げて打って見ると、
重心が低くなり、上半身のブレも減り、
相手がなぜ強力なストロークを安定して
打ち続けられるのか少しわかった気がします。
この技術を自分のものにして
レベルアップしたいのですが、
広いスタンスを意識すると準備が遅れ、
タイミングが遅れてしまうことと、
スタンスの目安がわからず悩んでいます。
常に広くを意識するべきか?
相手ボール、または自分が打ちたいボールに
合わせて変化させるべきか?
個人差とメリットデメリットなど
スリーさんの考えを聞かせてください。
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【スリーの回答】
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シュンさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
お久しぶりですね!
スタンスについてですが、
一番のメリットは股関節が動きやすく
なることではないでしょうか。
股関節は胴体と足をつなげている関節です。
なので
股関節が動きやすいと体全体が
連動しやすくなります。
でも、足首がうまく使えないと、
広いスタンスでは動きにくく感じて
しまうかもしれませんね。
ただ、ショットによって体の使い方は変わってきますので
ボレーやスマッシュはスタンスを変える必要がありますよ。
スタンスの使い分けはプロ選手の試合で
足だけを見ていただくと参考になります。
テニスは「これだけやればいい」というものが
ないので、実際に見て色々感じ取ってくださいね^^
では!
スリー
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---------------まとめ----------------
「相撲」ってほとんどの力士が
スタンスを広く取っていますよね。
なぜなら
スタンスが広いと重心が低くなるので
下半身が安定するからです。
でも
「ボクシング」はそこまでスタンスを
広く取って重心を落としていませよね。
ボクシングだって下半身が安定している方が
バランスを崩さずに戦えます。
だけど、
それと同時に何発もパンチを繰り出したり、
相手の攻撃を避ける動きも必要です。
そうなると相撲とまったく同じ構えでは
なくなりますよね。
それはテニスも同じことが言えます。
それぞれのプレースタイルによって
スタンスは変わってくるのです。
ちなみに
ナダル選手はほとんどのショットを広いスタンスで
スピンを思い切りかけて打ち込みます。
また、
フェデラー選手は早い攻撃をするときに
スタンスを狭くしてタイミングを合わせて打ちます。
粘り強いナダル選手と早い展開のフェデラー選手は
このようにスタンスにも違いがありました。
力士みたいにドッシリとした下半身のナダル選手と
ボクサーのように軽快に攻めるフェデラー選手。
この対照的なところも
彼らの戦いが魅力的である理由だと思います。
とは言え、ある程度広いスタンスは
どのプレースタイルにも必要なので、
それを土台にした上で、あなたも自分の
理想的なプレーを追求してくださいね^^
では!
スリー
では!
スリー