今日は兵庫県にある清荒神という
神社に行ってきました。
気温は低いですが、ポカポカ陽気で
春を感じることができました。
そんな中、驚きの光景を目にしました。
清荒神には石像がいくつかあるのですが、
水をかけるにはまあまあな距離の石像があります。
結構な勢いで柄杓を大きく振って水をかけなければ、
届きません。
ぶらーっと歩いていたら、
その石像にフルスイングで柄杓を振る中学生くらいの
女の子と、その子のお婆さんが目に飛び込んできました。
届かないので思いっきりその子は柄杓を振って
水をかけていたのでしょう。
でも、
その横の歩道でなんとその水が思いっきり
かかったおばさんがいたのです。
おばさんはハンカチを出して水をふきます。
しかし
女の子はそれに気づかずバンバン水を石像に
向かってかけまくります。
その流れ水がバンバン歩行者のおばさんに行っています。
おばさんも文句を言わないし、女の子も水をかけ続けているので
てっきり知り合いかなと思いました。
でも、
女の子のお婆さんが水がかかりまくっているおばさんに気付いて
謝りはじめました。
「うわっ、気付いていなかったんだ・・・」
しかも、
おばさんに謝ったらすぐの女の子とお婆さんは両手を合わせて
石像に向かって2礼2拍2礼で拝み始めました。
・・・
よくもまぁ、人に水をかけまくって自分の幸せをすぐに
拝めるな~っとあきれてしまいました。
確かに水をかける石像だったので、
柄杓を大振りするのは仕方ないのかもしれません。
でもですよ。
それに人に迷惑をかけているのも気付かないで
一体何が2礼2拍2礼だと感じました。
そんな仕来りを守るより、
まずは水を誤ってかけてしまった人のところに
かけよって近くまでいって謝罪することの方が
大事ではないでしょうか。
それもできないで自分の幸せを拝んでいる光景は
かなり驚きでした。
ちょっと愚痴っぽい記事になりましたが、
これは自分に対する注意喚起でもあります。
まずは周りを見て、
そして自分を見る。
周りを幸せにできない人は、
自分も幸せになれません。
そんな教訓を得ることができた、
休日の一コマでした。
スリー