最初のオイル交換をして慣らし運転第二段階に突入した390くん。

現在の走行距離は約600km。

時々ぶん回したりもしますが、まだまだ抑え気味に走っております。

基本的には6000回転も回せばどこでも十分に走ります。

とは言え、所詮は375ccの単気筒、そこそこの走りはできる程度です。

それなりに速く走ろうと思えば最低7000回転以上はキープする必要あり。

 

ではありますが、それが楽しくもあります。

大型バイクでは公道でアクセル全開なんてまずできません。

390だと「あれもうアクセル全開?」なんて思うことが多々あります。

全開とは言え大したスピードが出るわけでもなく、

どこでも使い切る楽しさを感じることができます。

じゃじゃ馬なんて評価もありますがそんなことはなく、

疲れることなく楽しめるちょうど良いパワー感です。

 

軽量で足回りも良いのでコーナリングは最高。

どんなコーナーも無理なく軽やかに駆け抜けてくれます。

フレーム強度も高いのか非常に安定感もあり、

ブレーキも十分に効き、全く不満はありません。

足回りを強化してハイグリップタイヤを履けば、

サーキットでもそこそこのタイムを出せるのが頷けます。

 

オプションで付けたクイックシフターも良い仕事をします。

パワーが無い分ギアチェンジは頻繁になります。

1速、2速あたりまではショックが大きく、通常はクラッチを使用しています。

クラッチ操作は軽いので苦になりません。

3速以上は十分に使え、特にコーナリング中のシフトアップに威力を発揮します。

 

意外だったのは純正のコンチネンタルタイヤがグリップすること。

納車時にディーラーでは「グリップしませんから気を付けて」と注意されました。

慣らしを終えたらすぐ交換かな、と考えていました。

ところが公道を走る程度では必要十分。

ちょっとお山を走るだけで融けたタイヤが小石を跳ね上げます。

 

そして燃費が良い。

どこをどう走っても20km/ℓ以上。

ゆっくり走れば30km/ℓくらい走りそう。

 

総合的に評価してKTM390dukeお勧めです。

よほどのスピード狂でなければ大型からの乗り換えでも不満は出ないと思われます。

軽くてそこそこ走ってポジションも楽で燃費も良い。

これで今後変な壊れ方をしなければ言うことなしです。

 

モデルチェンジ後の2024年モデルは更に良くなっているとか。

でもね、私なら390に100万円弱払うならば690以上を買いますね笑