KTM390dukeが我が家に来たのはお盆前。

しかし、お盆休みで浮かれる世間を後目に私は仕事。

それでも悔しいので毎朝4時起床でKTMの慣らしを敢行。

中型バイクの回転数縛りなんて修行以外の何ものでもなく、

息も絶え絶えに何とか数百キロを走行したところで気づきました。

オイルレベルの点検窓から見えるオイルが異様に汚い。

真っ黒というか緑とも灰色とも言えない不気味な色に変色している。

これはマズいと思い早めのオイル交換を実施。

 

すると、抜いたオイルは窓から見えた通りの恐ろしい色に変色しており、

ヘドロのような状態で出てきました。

 

私のバイクは新車とは言え2023年式。

もしかするとオイルも工場出荷時の2年前のものだった?

更にはドレンボルトの奥にあるストレーナーには多くの異物が付着していました。

緑色の糸くずのような物体に、切削された金属片のような物体。

パーツクリーナーで清掃したところウエスに大量の金属片が付着する始末。

金属加工時に発生するような大きな金属片も多くありました。

もちろんオイルフィルターも真っ黒。

流石はインドクオリティー、エンジン内の不純物がハンパじゃない。

って言うか、こんなオイルで1000kmも走ったらエンジンが壊れる。

 

交換したオイルはこれ。

スノコの15W-50。

100%化学合成で高評価だったの購入。

今回フィルターも交換したので1.7ℓ使用。

とは言え、使用するオイル量はとても少ない。

故に空冷のハーレーと同様に15W-50なんて高温設定のオイルが必要になるのでは。

 

KTM390dukeの新車は早めのオイル交換が吉です。

インドはエンジンを組む際に清掃をしていないかもしれません。

とにかく大量に組んで、多少のゴミ混入はご愛敬。

だとしたら大らかですね~。