寅゛衛門のポッケ -2ページ目

寅゛衛門のポッケ

赤塚元気と愉快な仲間達からの手紙です


「どうしてそんなに笑顔なの?」
「どうして楽しそうなの?」
「どうしてホスピタリティ高いの?」

アルバイトの子がそんな風に
お客様から聞かれてるところを見ると嬉しくなります


よく理念浸透って言いますが

理念浸透って綺麗な言葉を並べて
それを覚えさせて唱和する事

なんて思った事は一度もありません

理念浸透って
リーダーがいつも言ってる言葉が
みんなの心の在り方を作る

そう思ってます


もちろんうちもしっかりとした理念があり
それをみんな覚えて唱和します
これも凄い大事だと思っています

でも世の中の多くの会社が理念があるのに
いい会社にならないのは
そこがポイントじゃないからです


綺麗な理念を唱和しても
店長が「あの客がさー」なんて言ってたら
スタッフ全員がお客様の事を客と呼び

客と呼ぶスタッフはやはり
お客様をそのような扱いをするようになる

こんな言葉があります

客でもない
お客でもない
お客さんでもない
やっぱりお客様なんだよな

言い方が変われば心の持ち方が変わります

うちはアルバイト含め全員必ず
「お客様」と呼びます
新人の子が間違えて「お客さん」と使うと
必ず誰かが言い直させます


店長が悪い言葉を使うと
スタッフ全員がそうなります

逆に
店長が
「お客様の笑顔の為に」
これを口癖にしてると
スタッフ全員がそれを基準に物事考えるようになります


リーダーが使ってる言葉そのものが
1番の理念浸透になります

理念唱和も大事だけど
ミーティングしたり会話をたくさんして

いつも
「お客様の笑顔の為に」
「仲間の幸せの為に」
それをいつも言い続けられるリーダーになろう!


その上で
決められて理念をみんなで唱和すると
1つにまとまりベクトルが揃うと思うんです






出迎え3歩 見送り7歩
という言葉がありますが

お出迎えはもちろん大事
その場で「こんばんは」と出迎えるのではなく
1歩でも2歩でも駆け寄っていく

そのちょっとの気持ちが大事

入口だけではなく
店内を歩いて入って行かれるお客様に
1歩でも寄る事が丁寧さと
お客様への歓迎の気持ちが整います

子犬のように駆け寄り
最高の笑顔でお出迎え
「あー〇〇さーん!」と
言えたら最高


そんな感じでお出迎えは大事なのですが

出迎え3歩見送り7歩

と言うように
お見送りはお出迎えの倍以上大事なのです


オペレーションはなるべく
少人数で行けるように2人のところを
なるべく1人でやるように言います

ですがお見送りだけは別で
なるべく2人3人で行くように言ってます

ここだけは非効率なのです

お店の玄関先で手を振るキャストには
「そこまで来たら、もう2歩3歩出ておいで」
と言います

なるべく外まで
なるべくたくさん歩く
それが素敵なお見送り


1番凄いお見送りは
好きな人が遠くに行ってしまう時に
動き出してる電車をホームで走って
追いかけるお見送りです

それはできませんが
あれが最高なんだって
わかっててそれぐらいの気持ちでやろう!
と伝えるのは大事だと思います

今日もめっちゃお見送りしよっと
元気いっぱい手を振るぜーー

新店舗のオープンは僕が店長をやると言う
珍しい社長です

マンガ「キングダム」でも
大事な局面では大将であろうと1番先頭きって
相手にぶつかって行き相手をドンドン
なぎ倒していきます

そんな姿を見ると
いつになってもいける時までは
最前線で戦いたいなと思うのです

まあ、14店舗になってもそんな事言ってるのは
経営者としてはたぶん間違っていますが
世の中にはそんな奴がいて
しかも大きくなっていけても
面白いんじゃないかと^_^


さて
店づくりが大好きな僕は
お店のデザインもメニューもオペレーションも
全部携わります

毎回業態変えて、時代に沿って
バランスを考えて作ってますが
やはりキャストに徹底させてるのは
この20年変わらない

【笑顔と返事】

みんながニコニコしてる
みんなが全ての声に反応してして
心地よい返事を揃える

たったこれだけの事の徹底を
ひたすら言い続けてます

たぶんこれの徹底具合は
他の人に負けないと思います

大切にしないといけない事は
大切にすべき事を
大切にする事

要は
本質を徹底・継続し続けれるか
と言う事ですね

飲食店はどこまでいっても
QSCのクオリティーをどこまで上げれるか

数字はその後ろに隠れています



「笑顔」の徹底具合は測定できません
でも
「担当席の全てのお客様と笑顔で何かしら会話してね」
と言えば
「全てのお客様とは会話できました!」
と言った報告はできます

きっと全てのお客様と会話しようと思ってホールに立てば、その子きっと笑顔です

歯をキランキラン輝かして笑おう
その為には
自分が1番楽しんで1番笑う事


そして「返事」

返事は全てのコミュニケーションの基本です

チームに一体感を生みます
お店にリズムが生まれます

揃う事が大事
明るく歯切れ良くが大事

明るい返事しながらイライラできません

料理してようがバッシングしてようが
自分に関係ない掛け声でも
全て聞こえる掛け声には「イエス!」



うちも昨日の営業より
もっともっと笑顔と返事こだわろっと!^_^


全ては
お客様の笑顔の為に
仲間の幸せの為に


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『イライラしない生き方』
今日は月に一度の東京研修会

・NOと言わないサービス
・お出迎えのロープレ
・イライラしない生き方
・プラスのストローク
・「のに」がつくと愚痴になる
・小さなバスケットヒーロー
・辞令

講義とロープレとディスカッション
3月は新人さんがドンドン入って来始めてるので

常にプラスの環境と
皆が人として成長をしようとしてる状態を
作りたいと思います

教育は教える側と教わる側の
状態作りからスタートです


その中でも
僕が18年前から大事にしてるルール

「イライラしない・キレない」

うちは営業中に
イライラ禁止
キレるの禁止です

これをしないと
ホールの子が気持ちのこもったサービスをする事が出来ないのです

キッチンがイライラしてるから
質問やお願いがしにくい

お客様の要望を伝えてみたけど
忙しそうで煙たがれた


年も上で
立場も上のキッチンの社員

偉くなると
イライラしていいと思ってる人がいます

でもこういう人がお店のサービスを悪くする


本当はホールの子が元気いっぱい
笑顔で働き、お客様の要望を
ドンドン汲み取って
提案してくれるぐらい雰囲気を
キッチンが作らないとね


仕事もそうだけど
プライベートでもそう

イライラしてる人やすぐ怒る人は嫌

怒らなくたって
うちのみんなはちゃんとやってくれる

イライラしなくたって
ちゃんと伝わる


命令や恐怖で人を動かすのではなく
人の魅力で人が動き
人の魅力でお客様が来ちゃうお店

それが僕の求めてる会社姿です

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尊敬する稲本さんも大嶋さんも
タイプは全然違うけど
同じように人を動かす天才です

名古屋で育った僕としては
有り難い事にお二人をずっと見てきました

稲本さんはプロデュース力が凄くて
どうやったらその場、その人に
一番響くかをトータルでプロデュースして
その上で最高の言葉を発して
人を魅了してしまう
まるでドラマの中のキムタクのように


大嶋さんは講演のプロです
講演の90分を振り返ると

映像見て
ジャンケンして
映像見て
可能性は無限大だよと言い
映像見る

これを10年以上やってますが
みんな何度も聞きたくなり
ファンがどんどん増えて
講演が減る事はなく増え続ける

それは伝え方がうまいからです

言葉で言うより映像見た方が伝わる
「元気出そう!」と言うより
ジャンケンした方が元気になる

「ワクワク行きよう!」と言葉で言うより
ワクワクして講演してる姿が一番響く


全てに完璧の稲本さんも
未熟なんです テヘッてしてる大嶋さんも

伝え方が凄いんです


今の時代は
地位や権力で人は動きません

魅力で動かす時代です

それは
内容はもちろん大事ですが
いかに伝わるかを工夫するリーダーに
人は魅了されると思います


店長をまかされたなら
チームのみんなのベクトルを揃え
団結力を生まないといけない

そこに絶対必須の力である
伝える力

どうやったら相手に響くのか
相手の気持ちに立ち
相手の心に火をつけれるリーダーに

叱り方も
誉め方も
感謝の仕方も
愛の表現も

伝え方

意識してやってみましょう