文章講座、不思議体験の続きです。
宿題のエッセイを書くことになったわたし。
前回は文章講座について書いています。
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A4用紙、1枚くらいにエッセイと書いてくる宿題にいきなり
悩んでしまいました。何文字くらい書けばよいのだろうか?
理系か文系かと聞かれたら、文系だと思うし、
本を読むのも好きだし、漢字の読み書きも得意な方ですが、
文章を書くとなるとためらってしまいます。
夏休みの読書感想文が、いつも最後まで残っていた
そんな子供の頃を思い出しました。
自分の嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、
腹が立ったことを題材に書くという宿題でした。
その時の自分になって書く。
そして出来上がったのがこちらです。
完成して読んでみたわたしの感想はというと、
恥ずかしい。こんな風に書くんだ。と思いました。
外から見た振り返りの自分ではなくて
その場、その時の自分が書く。
そこには飾らない素の自分が出てくるように思います。
人からどう見られるとか、どう見られたいかという
自分の中にある大きな塊りを溶かす作業だとわたしは感じました。
人には発表しなくても、文章にすることは隠している本音が
見えてくるように思います。
エッセイを書くとき、書いた時代、心の状態、感情がそのままに
広がる世界はタイムマシーンに乗ってたどり着いたような
不思議な旅です。次に降り立つ時代、風景はどんなだろうと
わたしは胸の奥の中心に聞いてみます。
あー、なるほど。