昨日に続き、カンボジア旅行について です
といっても
今日はカンボジアの素晴らしさではなくて
2日間お世話になったガイドのオルさんが話してくれた中で
心に残った言葉を紹介したいと思います。
それは、カンボジアでは近年、
ゴミ問題が大きくなってきているそうです。
急速に観光化などでいろいろなものが入ってきて
ゴミの処理施設が整っていないのもありますが
オルさんは
「 ゴミをきちんと集めて捨てるという知識がないんです。 」
と言っておられました。
その辺にポイ捨てが当たり前
紛争や内戦が長く続いて公教育が遅れているため
環境に対する意識が低い。
すごく考えさせられました。
カンボジアの歴史について今までそれほど、
深く考えたことがなかったのですが、
今回、いろいろと話を聞いたりしたことで
わたし自身でも調べてみました。
戦争に巻き込まれたり、内戦があったりして
本当に今の形になって独立したのは1993年。
ほんと最近です。
また、ポルポト政権の4年間では
約200万人もの人(正確な数字はわからないそうです)が
虐殺されたそうです。
それも「原始共産主義」という考えのもと、
知識人言われる、教育者や医者、技術者とか
ほかの国の言葉が話せたり、字が書けるだけでも
処刑されるようなことがあったそうです。
それからまだ40年も経っていないなんて信じられません。
ポルポトから解放された時のカンボジアの人口の85%が
14歳以下の子供だったそうです。
オルさんが子供のころもまだまだ安定した国の状態では
なかったようです。
独学で日本語を勉強してガンボジアでガイドをされているオルさん。
お別れの時には日本の「長崎は今日も雨だった」を披露してくれました。
とっても上手
「オルはここにおるよ!」なんてダジャレを交えて楽しくガイドしてくれて
そのおかげでほんと楽しめました
ありがとう
日本にはまだ行ったことがないって言われてたので
いつか日本に来てくださいねー
カンボジアの歴史は今回、ちょっと調べたくらいではわからない、
多くの悲しみや苦しみがあって今があると思います。
それでも日本に暮らす幸せを改めて感じ、
カンボジアも日本もそのほかの世界中の国が
平和であることを願う旅行になりました。