「ギネ」第5話を観て | Hiroのブログ

「ギネ」第5話を観て

奈智が<母体死亡>に敏感に反応するのは、自分の母親の死が原因していた。産婦人科での<母体死亡>は滅多に無い事のようだが、残された家族にとっても、生まれてきた子供にとっても悲惨な事だ。


奈智の言動を嫌っている者は沢山いるが、彼女を真剣に心配してくれる仲間もいる。心のバランスを崩している奈智を、何とか救おうとしている。奈智に一番足りないのは、心のゆとり・遊びだろう。真面目に・真剣に生き過ぎてきたから、周りの声を聴く<心の幅>がないのだろう。


事故が起きた場合、往々にして周りからの様々な意見が関与される。今回は弁護士が突然現れたが、現在の弁護士業界はお金儲けに必至になっている。つい先日のニュースには、サラ金で苦しんでいる人達を救う弁護を引き受け、荒稼ぎや不正請求をするケースが報じられていた。法を知っているが故に法を利用してお金儲けをする、最低の人種だ。


奈智は婦人科に移動させられても、患者への病状の告知で新たな悩みを抱えてしまった。若くしての末期がんほど、医者にとっても辛いものはないだろう。医者として何もしてあげられない、もどかしさだけが残る。


奈智は相当重症だ。徳本に対する喫茶店での会話は、余りにも常軌を逸している。もともとこのドラマは奈智を極端に描いているが、ここまで来ると観ていて不愉快になる。もう少し常識に即して描いていって欲しいものだ。