壁のスイッチがインテリアに馴染まないので、交換してみました。

交換前がこちらで、


交換後がこちらです。

えっ?!
これって、入間市民会館の便所のスイッチ年季の入ったビルなんかでよく見かけるやつで、beforeとafterが逆じゃないの?

と思う人が多いでしょう。

違います。

この通りであっています。
この家にもともとついていたスイッチは、みなさんお馴染みの

このタイプなんですが、2015年にリフォームする際、最初の画像のスイッチに更新しました。
お部屋全体の雰囲気としては、

こんな感じで、あまり新しい雰囲気を出したくなかったので、リフォームした時の選択を間違えたことになります。
レトロ感を出したいというニーズに応えるべく、パナソニックさんでも以下のようなクラシックタイプのスイッチを発売しています。

この画像の左側に出ているスイッチは、タンブラスイッチといいます。
冒頭で紹介した、私が新たに付け替えたハンドル部が黒い金属のスイッチ(ハイ角)よりも、さらに前の製品です。
そして、ハイ角スイッチに似たものとしては

こうした製品が市場投入されているにもかかわらず、やっぱりガチで当時のものを使いたいという希望で、ハイ角をつけるに至りました。
メーカーがクラシックシリーズと称して新しいものを販売しているにもかかわらず、このタイプのスイッチは一定の人気を博しており、需要があるにもかかわらず、市場流通していないので、どうしても欲しい人は古い家から外して集めるしかないのですが、我が家では新品でストックがあります。


かなり珍しいと思います。
そしてコレ!!!


時代を感じる箱ですね。
大きなフォントと小さなフォントの使い分けというか、どのような規則性でフォントの大小を決めているのか意味不明。
時代のせいだと決め付けるにはあまりにも根拠が不足しすぎるこのイカレたイカしたデザイン!
昭和の余裕を感じます。

スイッチやコンセントは、
・本体
・取り付け枠
・プレート
の3つで構成されていて、それらを組み立てるとこんな感じになります。

よく見てください!
ヘアラインの光沢が非常に美しく、渋いと思います。
石原裕次郎さんが葉巻をふかしながらしかめっ面で部屋を歩き回るシーンで背景に映り込めば、渋さが2倍3倍、5倍くらいにはなるでしょうか。
たかがスイッチ、されどスイッチですが、こんなものでも部屋の印象は大きく変わってくるので、侮れません。

なお、器具の交換は有資格者でなければ行うことができません。
無免許で工事をして火災を起こすと、火災保険の保険金が出ない場合がありますので、ご注意ください。
電気店にお願いしても1か所2000円(最低発注総額8,000円以上)くらいが相場です。