昨夜の庭の様子です。

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横浜の積雪量は25cmと報じられていますが、それはあくまで海岸沿いの話で、
我が家のように元々山があった場所を切り崩して建てられた住宅地では
その倍の量の雪が積もっています。

昨晩私が駅を出たのは夜7時頃でしたが、駅前が既に一面の雪景色で、
あ~、こりゃ足元を気をつけて歩かなくちゃな、と思いながら自宅へ向かいました。
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家までの道のりはゆったりとしたのぼりの坂道で、商店が並ぶバス通りがまっすぐ西へ伸びていて、
その両脇に小道がいくつもあり、両側に住宅地が広がる形になっています。

車はほとんど通っておらず、大声をあげながら車道を歩く中学生の集団もおりました。
上大岡駅を出るときにタクシー待ちの行列を見かけていたにもかかわらず、
私の街にはタクシーもなぜか通っておらず、チェーンをがっちりと巻いた路線バスだけが
重厚な音を立ててバス通りを上って行きます。

この時点で既にバス通りの積雪量は15cmを超えていたと思いますが、
バス通りを折れ、わき道に入ったとき、景色は一変しました。
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大学の頃、初めて深夜バスでスキー場に降り立った瞬間。
まさにあの光景です。

足元の雪はバス通りの倍は有に超えていて、ひざ下が半分は埋もれます。
スキー場でもここまでは積もっていなかった気が。。。
ほとんど雪の降らない地域で生まれ育った私にとってはパニックです。
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できるだけ雪の少ないところを歩こうとしますが、
一面雪に覆われているせいか、平衡感覚がおかしくなっている上、
2月8日に振った雪がところどころ残っているため、
ときおりざっくりと深みにはまってしまいます。

誰も歩いた後もなく、車が通った轍すらないため、
雪をざくざくとかきわけ、自力で道を作ります。
ロングブーツを履いてきて本当に幸いでした。

どこか遠くで救急車サイレンの音が聞こえていて、不安をあおります。
平常なら3分でたどり着ける道を10分以上かけて歩き、
ようやく自宅が見えてきましたが、自宅の門の前には数十cmの雪が積もっていて
家に入れるか本気で心配になりました。
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幸いにも雪が軽いため、門は軽く開きました。
家に帰るまでに何度か「遭難」という言葉が頭を過ぎりましたが、
雪に慣れていない私にとって、本当この雪は未曾有でした。

この時点で夜の7時半。まだまだ吹雪は続いています。
そしてダンナからは、まだ帰るコールがありません。

運悪く仕事が長引いているダンナにメールで惨状を伝えます。
帰る前に必ず一報するように、と一言。

メールが来たのは8時50分ころ。
さっきより明らかに積もっていました。
ダンナにはタクシーも走れる状況ではないこと、
バスだけは走っていることを伝え、一番近いバス停までバスで来てもらい、
長靴を持って迎えに行くことにしました。

ダンナはこの日、スーツに革靴。
バス停まで歩く私の足は、ひざ下まで完全に埋もれていました。
私が長靴を持っていかなければ、ダンナは家に帰れなかったかもしれません。
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その後も雪は降り続け、窓を開けるたびにどこかでサイレンの音が聞こえていました。
庭は吹き溜まりになっているせいか、50cm以上の雪が積もっていて、
もしひさしがなかったら玄関も窓も開けられなくなっていたと思います。
もしこの状況で停電したら怖いなぁ、とインターネットを開けば東京電力の停電情報。

あまりにも静かな夜、人っ子一人見かけない街中、
それはまるでミステリーでよくある“山小屋シチュエーション”。
自分の想像を超えたものに対し、人は恐怖を感じるといいますが、
雪がこんなに怖いものだとは知りませんでした。

今朝目が覚めたとき、雪は雨に変わっていましたが、
依然雪はひざ上まであり、今日一日外出できないかもしれないと思いましたが、
今空は晴れ間が見えていて、雪も少しずつ解けているようです。
これだけ急激に雪が解けると、今度は雪崩れや冠水が心配ですよね。

雪国の人はこれを毎日体験していて、吹雪の中でも雪かきをしているんだなぁ。
それに今朝交通機関が動いているということは、どこかで夜通し線路の点検整備をしていた方がいるんですよね。
うーん、えらすぎ(--;

どこから手をつけたらいいか途方に暮れながら雪かきをしつつ、
そんなことを考えたりした朝でした。